ラーメンの法則①商品のターゲットを探せ!ペルソナを設定するには
ここ数日これを書きながらAdobeのPlus One講座を何回も観て、この前作ったキャラクターのさたけくんを動かす方法を模索している。いやーだけど、サンプルのPhotoshopファイルを開けてみたらこの通り!口だけで14個くらい作らなきゃならないらしい(ゴフッ)。
口はカンタンだから14個くらいは作れるけど、向きが違うキャラではそれぞれ×14個プラス体中のパーツだからその多さにのけぞっている。
それはそうと、教材作成にあたり大事なことを考えなくてはならない。
それはターゲットを絞るということ。
「え、年齢とか?絞ったらそれ以外の人には買ってもらえないの?」
そうではない。ターゲットがブレると教材上で案内するための素材や話題や展開などすべてのことがブレブレになる。これがはっきりくっきりPhysonプログラミング初心者と決まっているなら男女や年齢関係なく取り組めていいけど、事柄によっては絞らないと語れないものがある。それを必要としない人をフィルタにかけることもある。
それは「今すぐ必要としている人が多いかどうか」に関係してくる。
よく買ってもらえる商品の特徴として「今すぐほしい」ものが優先される。特にコロナでお財布の紐が硬い今、あとでもいいものはなかなか手が出ないのだ。
つまり「今買わなきゃならないもの」「今しなければ命に関わるもの」「いますぐそれをしなければ悶死しそうになるもの」が優先される。
・様々な病気の直し方
・人間関係の改善方法
・コストカットの方法
・ビジネス文書の作成方法
・有店舗事業者のオンライン化
・ラーメンオタクの夜中のラーメン
今だったら勝手に売れていくものといえばマスクや除菌スプレーなどはもちろんだけど、テレワークで苦戦している人が大勢いる。どこで苦戦しているのかを深堀りしていくと、たとえば
・エクセル操作がわからない
・ワードが使えない
・メールで添付ファイルの受け渡しができない
・画像が編集できない
・提案資料が作れない
・オンラインレッスンのやり方がわからない
というのが多いと思う。
パソコンヘビーユーザーならいくらでも調べて取り組めるけど、昨日や今日始めた人にとってはすべてが苦痛であり、何がどこにあるかすらわからない。ZOOMミーティングですら苦手という人もいるに違いない。
しかも、これが40代になるとおいそれと後輩や同僚にやり方を聞けなくなってくる。上司であれば部下にはなおさら聞けないのだ。
なので、困っている人がどこでつまずいているか考えていけば、おのずとあなたの出番がどこなのか、誰に絞り込めばいいかが見えてくる。
私の場合、ロゴ作成やバナー広告作成が苦手な人に向けてイラストレーターのベジェ曲線の効率良い描き方にしようか、それともホームページの作り方にしようかかなり迷っていたけど、上記を踏まえて考えると圧倒的にホームページを作りたい人のほうが分母が大きい。
「テイクアウトを始めたけれど、それをどうやって周知したらいいかわからない」
「ホームページを外注したいけどそんな余裕はない」
そんな切迫した人たちが少しでも早くビジネスを軌道に乗せられるようにする必要がある。
こうしてターゲットを設定することで、ピンポイントで必要としている人に売れていく。
よって、このターゲットを設定するとより多く売れるという仕組みのことをラーメンの法則と呼ぶのだ。
ペルソナを設定しよう
ここで、ターゲット層だけでなく、文章を書いたり動画で話しかけたりする時に相手役になる人物像を設定しよう。これを業界用語でペルソナと呼んでいるのだが、アフィリエイトでもホームページでも動画でもコピーライティングでも、誰か1人を聞き手に設定すると話しやすいし展開しやすい。
年齢・性別・家族構成・生活パターン・趣味趣向・身長体重見た目など身体的特徴も設定するとやりやすい。動画で話しかけられたり文章を読んでいる時に「あっ、俺のことだ!」なんて思ってもらえれば最後まで話を聞いてもらえるからだ。
たとえば、
・40代前後でラーメン屋を立ち上げたが客足が減り、ラーメンも常連に人気だがチャーシューがまた人気でチャーシュー丼をテイクアウトで売ったらだんぜん売れるであろうお店の宣伝やメニューや予約ページを作りたい背高マッチョ色黒キリッとした男性。子どもたちもだんだん大きくなってお金がかかるからなんとか売上を伸ばしたい。研究熱心で新メニューの開発には余念がない。休日もいろいろ食べ歩いて新しい味を模索している。
いまこうして日々新しい販売方法や新規顧客獲得を模索している人は多い。
ラーメンでなくともリアルビジネスをオンラインに切り替えたい人に響いて行動してもらえることが教材の目的なのだ。
いま思いついたターゲット像だが、食いしん坊のわたしにはがっつり取り組みたくなる案件だ。っていうか食いしん坊のわたししか思いつかないペルソナだな。やっぱりマニュアルも気取ったものではなく作り手が食いつきやすいものではなければならないと思う。
よし、これでいってみよう。
教材を利用するユーザーは本業の仕事をしながらホームページを作っていくことになるから、教材動画はダラダラ長々しゃべるわけにはいかない。
文字ではなく図解で簡潔明瞭に作らなくては。
タブレットでできるやり方も必要だろう。
もちろん広告として効果的な画像の作り方も必要だ。
だから、レクチャーにはたくさんの動画を要するけれども、これからコツコツとそちらのマニュアルを作成することにしようと思う。
小学生でもわかるようにしておかなくては本当のパソコン初心者が最後まで作りたいものをアップできるようにはなりにくいから、余計なムダを極力省いて図解で手順を簡略化して、つまづきそうなところにはつまづいたらこうする、というTipsを入れる。
これを、ページを作成する時系列でシナリオとサンプルを書いていき、動画に仕上げていくのだ。
ホームページのいいところは、作っている間にも商品が売れるところだ。
ひとり買いに来てくれたらめっけもんだ。そこからは口コミも加わるし、
一度買ってもらえたらきっと他のメニューも買いに来てくれるのだから。
さらに食いしん坊のわたしはもう一人のペルソナを設定することにする。
横道それるけど、SPECっていう戸田恵梨香さん主演のドラマがあってパラビでよく見るんだけど、戸田恵梨香さん扮する主役の女性が餃子が大好きでめっちゃよく食べるのだ。そのたびにもちろん餃子が食べたくなるのは必至で、そういった効果も追加できればなと思う。
その教材を見ている人物が、ついついラーメンや餃子やチャーハンを今すぐ食べたくなるような感じに持っていきたい。見る人がラーメン屋ばかりではないからね。消費にも貢献できたら一石二鳥ではないだろうか。
実際、このページを見てくださってるあなたも、ラーメンか餃子もしくはチャーシュー丼食べたいなって思わなかっただろうか。
わたしは思った。書いていて。
これからまたSPEC観るから明日は餃子だな。
それはいいとして、こうして頭を整理していく中である近道がひらめいた。やっぱり考えを文字化しないと問題点や解決策が浮かばないものだ。
何年もクリエイティブな仕事をしているけど、いったんこうしてなにかに書き留めるとかしていかないと、時間はどんどん流れていくし考えもどんどん頭の中を流れていく。
いったんせき止めて書き留める作業は今後も必要だな。
本日のまとめ。
「今すぐ欲しい人に届けるものをつくる。そのためにターゲットの生活パターンや仕事、1日のルーティーンなどを考えてペルソナを設定して教材を作っていく」
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