売れるサービスの鉄則!ユーザーのベネフィットを書き出そう
オンラインビジネスなら何でもそうだけど、使ってくれるユーザーは最終的にご自身にどんなスキルや結果が得られるのかはっきりわかるものしか買わない。安くても高くてもそれは同じ。
実際自分が買い物するときのことを考えると、やっぱり自分に使えそうであるかどうかと、きっとそれを使ったらうまくいくという結果が見えなければ買わないだろう。
ファッション小物を買うときだってあてはまる。それを身につけることでどうなりたいのか。そのイメージがあるからネットで探して購入する。
衣類だと着るためにハードルが上がるのが着物になるけど、それはそれで難しくても頑張るから買うという人がいる。やり方は習うというわけ。
「ベネフィット」とはつまり顧客が得られる利益・恩恵・良い結果のこと。
何をしたら何が得られるのか。どんな良いことが待っているのかが購入してもらえるかどうかを決めるチェックポイントになる。
だから、多少難しくても見様見真似でできることであれば、いくらでも説明のしようがあるのだから、それを動画でやって近道を作ってあげる。それが私たちオンライン講師の仕事なのだ。
というわけで、今日はユーザーに持ち帰ってもらえるスキルセットをまとめて、それをやるためにどんなプログラムが必要なのか、その2つについて考えてみよう。
顧客のベネフィットを人気のカレー作りに当てはめるとこうなる
カレー作りは実は料理に限らずすべてのスキルアップの基本がぎゅうぎゅう詰まっている。このテンプレに当てはめて教材の構成を考えれば、たちまち混沌とした頭の中がすっきり整理されて行くに違いない(たぶん)。
このように、選ぶとか切るとかいった1つの動作にもいろいろバリエーションがあって、それはあなたが持っているスキルにも当てはまるはず。
ちなみにこの表は時系列になっていて、上から順番に作業していくことを想定してある。カレーの種類や作り手によって多少前後はするだろうけどそこは臨機応変に考えてほしい。
Physonでプログラミングをするにしても、ツールは最初に必要だし、素材も多少は必要だがどこから入手するのか初心者は知らない。そこを案内するのが私たちの役目になる。
たとえば、単に「入力する」だけでも普通にタイピングする方法もあれば、コピペも音声入力も外注で書いてもらう方法も単語登録で出す方法もある。
その入力する場所をどこから用意してどこに保存しておくのか、これまた初心者には考えても思いつかない場面でもある。
「撮る」にしてもパソコンでZOOM越しに撮ったりカメラやスマホで撮ったり、頼んで撮ってもらったりできる。
いろんな角度から見て多くのやり方があって、どれが時間短縮になるかとか何をどう使ったらやりやすいかというあなたの体験をお金を出して経験値をもらうというやりとりがすなわちオンラインビジネスなのだ。
そうやって考えると、このコロナでテレワークが重視される時代になって「美味しいコーヒーのいれ方」だけでもちゃんとやれば立派なビジネスになっていくだろう。
だから難しいことを難しいまま教えればいいかというとそんなことはないわけで、あなたの経験値をわかりやすく噛み砕き、見やすく動画にすればいいだけの話なのだ。動画が作れなければシナリオをわたして外注すればいい。
その方が教材を作る時にあなた自身もやりやすいはず。
文章ばかりを盛るのではなく図解で一瞬で見分けられるようにしておこう。