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トランジットの冥王星が自分のネイタル影響する時期のこと。

一年ほど前に書いたものの続きです。

自分のノード軸とトランジットの冥王星がタイトにアスペクトを取るという経験をされる方は多くないかもしれません。
でも、この経験をするという事は、その人の魂が自我に対して大きな変化を与え、魂と自我のズレを修正したいと願っているからだと思います。
そして、魂と自我のズレとは冥王星レベルのエネルギーを活用しないと出来ない事でもあるんだろうって思ったりします。

ネイタルのノード軸にトランジットの冥王星が合になったりスクエアになったりする時は
自我としては破滅的な出来事が続き、今の自我を保つことは困難になりますが
自我が消されようとするからこそ、自分は混乱し「今の自我」にしがみつこうと自分自身が躍起になり
学びだの成長を後回しにしてしまう事もあります。
この時に自分が何を学び、どのような成長を遂げる必要があるか?を知り
少しでもこの苦しい状態から成長して抜け出すためにも
ネイタルとトランジットだけではなく
ネイタルとSA(ソーラーアーク)も読むと良いと思います。

トランジットは外側からくる影響ですが
SAは出来事そのものを示すため、トランジットによる影響を深く理解する上で大きなヒントになります。

私のノード軸に冥王星が乗っていたり
冥王星がリリスに乗っていたりしたとき
SAでは冥王星がDESをちょうど超えていきました。
私の天体図でみると、SAの冥王星がDESを超えるということは、ネイタルの太陽、木星とスクエアでもあり
自分自身の生き方そのもの、生まれて来た意図、他者との関係性に大打撃が起こっていたのです。

とは言っても、当時の私は占星術を全く知らなかった状態だったので
「なんとか今の自分を保とう」
「なんとか今の自分のままで」と何年もの間、躍起になり
相当な遠回りをしたと思っています。

SAの冥王星が大分進んでから私は自分のSAのチャートを確認したので
DESの上をSAの冥王星が超えていた事を知ったのはだいぶ後でしたが
それでも「そりゃ辛くて当然」と改めて理解しました。
それと同時に「もっと早くに理解してたら、こんな遠回りをしなくて済んだのかもなー」とも思ったのです。

SAを読むのはそれなりの知識が必要になりますが
「自分のチャートを自分で読めるようになりたい」方のお手伝いをさせていただきます。

良かったらどうぞ。


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