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感情とフィルターとカルマ

先日のグループワークのテーマだった
「自分のフィルターを通じて人は現実を見てる」

「自分のフィルターって何よ」って話なんですが
フィルターとは「思い込み」です。

例えば
「私は嫌われる」
「願いはかなわない」
「悪いことが起こる」
などなど、人生に対しての「きっとこうなるよね」っていう前提。
なので何か行動を起こす前には、このフィルターが発動してしまう。

そして、その前提が実現しないように私たちは必死で、
嫌われないようにしたり、
最初から何も願いわなかったり、
新しい何かにチャレンジしない、
という自衛策を持つのです。

そして、私たちはその前提を「マイナス感情」を通じて再体験します。
私たちはマイナス感情を通じて、自分がどのような前提、思い込みを持って生きているのか
事象が起きたときに、どう理解するか?を知ることができるのです。

*     *

マイナス感情が動くということは、この思い込みを再体験している、ということ。
当然、思い込みを再体験するのはキツイ。
その理由は自分の不幸の元凶だから。
ある意味、マイナス感情とは自分にとっての不幸を味わっているとき。
なので人はマイナス感情を感じることに強い抵抗があることが多いのだと思います。

そして、常に「きっとこうなるよね」っていう思い込みで世の中を見て、自分の行動を決めたり、自分が何を選択するかを決めてしまう。
その結果「人生が何も変わらない」「同じことの繰り返し」になってしまう。

なので、ここで感情の感じ切り(言語化)がとても重要なのです。
ただ感じていても何も始まらない。
しっかり味わい、そこにある感覚をすべて言語化すること。
そしてそのマイナス感情の裏にあった「プラス」を見つけること。
これがカルマの解消にもなるわけです。

*    *

土星について調べていたら

Saturn is considered the upper octave of the Moon, both tied together through the concept of karma.

という記述を見つけて
おおお!!なるほどな!と思ったのです。

感情にしっかり向き合い、その感情の裏にあるプラスを見つけることで
自分の中にある課題(カルマ)を終わらせることができる。
まさに月と土星の関係性。

単純に月はどうしても欲しかったもの。
でも土星の課題を終えないと手に入れられないって考えるとシンプルな気がしています。

*    *

私のフィルターの話を一つ。
私は「私は人類初の不幸に見舞われる」という、思い込みを超えた妄想を持っています。
人類初の不幸って、妄想の激しさに自分でも引きますが・・・。

先日、熱いスープを飲んだら歯が沁みたんですね。
あれ、気になるわ、と思って歯医者さんに行ったんです
最初に歯科衛生士さんが「熱いもの沁みるって神経までいってるかも」と。

春に歯の健診に行ったのですが、その時には虫歯はなかったのに
熱いものを食べた時に沁みることがある、くらいで
延々に痛いわけでもないのに。
急にそんなことになるなんて・・・やっぱり私の不幸っぷりは尋常じゃないと思っていたんですね。

が、実際にレントゲンを撮っても、いろいろ調べても何もない。
先生から最後に「うーん、なんだろうね~~」って言葉をいただき終了。

って感じです。
私は常に「ほら、やっぱり私は人類初の不幸」って思ってるので、何が起きても「きっと「人類初だ」と思って行動してるわけです。

このフィルターは完全に消えることはないのかもしれません。
相変わらず、このフィルターに本当されている私ですし。
でも、自分がどのようなフィルターを持ち、どのような前提で世の中、自分の人生を見ているのかに気づくことで、生きやすくはなりました。
フィルターは自分を守るものでもあるため、上手に使う方法を見つけるのも大切。

まずは、自分の思い込みを知ることが大事だと思います。


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