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エゴの取説

この記事ではエゴが暴走した時に、自分の身に起こる事について書いています。
が、この記事の内容を理解した、頭の中に入れたからと言ってエゴに100%対処できる訳ではありません。
あくまでもエゴの暴走時に自分がそこに巻き込まれないために必要な情報です。
また、この内容を元にエゴに負けぬよう自らも行動に起こすこと、エゴの暴走の根っこにある未消化の感情に向き合う事は必須です。

エゴの暴走時に起こる事については

を読んでください。

基本的にエゴが暴走すると

過去の経験から現状に対してきっとこうなる、きっとああなると不安を煽っては、そうならないための行動を本人に考えさせ、行動させます。
エゴはとにかく自分を徹底的に苦しめます(本心に近い言葉は自分を一瞬で楽にします)

このことをもっと細かく説明すると。

〇 とにかく視点を過去と未来を行き来させる(今の自分に全く目が向いていない)

〇 外側に答えを求める
※ 過去の経験から現状に対してきっとこうなる、も今ではないため外側に答えを求めることになります。
※ 正解に執着する(失敗しないため、傷つかないため)
※ 他人の成功体験を真似する
※ 本やブログなどを読み漁り知識ばかり増やす

〇 きっとこうなる、きっとああなるから「こうなりたくない」「これだけは起きて欲しくない」と言う考えにドハマりしては抜け出せなくなる(何日~何か月、何年)

〇 自分がどうしたいかではなく、こうならないためにどうすればいいか?だけを考え行動する。

〇 誰が悪いのか、どこに責任があるのか?に執着し始め自分は被害者になり自分にとっての加害者に対して攻撃をする。

〇 「私なんてクズだから」「私なんて生きている意味が無い」などと平気で発言し相手を巻き込む(自分が欲しい言葉を相手に言わせる、もしくはこの状況を他人に解決させるため)

〇 相手が困るから、相手に悪いからと良い人モードになる事でエゴの暴走を対処しているフリをする。

〇 全く救いが無い状況になり、とにかく苦しくて仕方ないが抜け出そうともしない。

等が起こります。
いずれも自分に意識が全く向いておらず
他人なり外側の答えによって状況を簡単に解決しようとしています。

また、自分がエゴの暴走に巻き込まれ上記のような行動をとり始めたときに起るのは

・ 怒り以外の感情が減っていく(強烈な怒りが出る)
・ 事象(感情を揺らす出来事)が減る(ったように感じる)ので一見、平穏な状態に見える
・ 感覚が分からなくなる
。 自暴自棄になる

です。

感情に向き合っていると必ずこのような事が自分の身に起こります。
その時これらに巻き込まれないようにするには

感覚を掴み言語化して本心に近い思いを自ら見つける

しかありません。

魂の声とか、魂の願いとまでは言いません。
ただ、一ミリでも本心に近い思いを知るために感覚を言語化してください。

エゴの暴走は本心に近い思いに触れると突然ピタリと止まり
自分の中でも心地よい凪の状態が訪れます(台風一過の晴れ間のような)

とはいってもそれの効果の持続性はないため、その後はその本心に近い思いに従い続ける(行動を起こし続ける)です。

が、ここが難しいため挫折する人が多く「続けられない。どうしたらいいか?」と聞かれますが
方法はただ一つ「強い意思を持ってその本心に近い思いに従い続ける」しかありません。
※当然、その思いを打ち消すようなエゴの暴走が起こるので簡単なことじゃないですが、やるしかありません。

この段階はエゴに流されることを許す自分と、それを拒否する自分との戦い。
エゴに流されたい自分の方が圧倒的有利なため難しいですが
ここを自力で何とか乗り越えない限り、エゴに支配される人生は延々と続きます。


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