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母のチャートが教えてくれる私のこと 2

友達と「いつも読んでるのは自分たちのばかり。他の方のチャートも読ませてもらいたい」
「自分たちが気付いた事は、ほかの人にも通用するのか?」と疑問に思い
私のクライアントさんのAさんにお願いして、Aさんとお母さまのチャートを読ませてもらいました。

*      *

実際にAさんを交えて、Aさんのフィードバックをもらいながら読み進めていくと
ああ、ここはそう読むんだ、とか
この配置がそこを表すんだ、なるほどね~~と、本当に勉強になりました。
リアルにコメントをもらいながら読み進めるのは、本当に勉強になる。
机の上だけでは分からないこと、一杯ある。
どんな事でも、経験から学べる事は大きい。

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今回、Aさんとお母さまのチャートを読ませてもらって改めて感じたのは
母と娘は同じような課題を持っている、ということでした。
そしてその課題はきっと、二人だけじゃなくて家系的なものでもあるんだろう、と。
それは女性としての課題なのか、血筋としての課題なのかは分かりません。
そして、その課題に母と娘のそれぞれが、それぞれのスタンスで取り組んでもいるんだろう、と。
そうやって課題に取り組むことで、家系全体の癒しもあるんだろうな、と
人が魂の願いに向きあったり、その実現のために四苦八苦するのは
自分たちの癒しと家系的な癒しもあるからなんだろう、と改めて思いました。

が、実際問題、母はその課題の道半ばのままになり
娘は母が到達できなかった「その先」にたどり着こうとする
母が見られなかった世界を娘が見ようとするんだろう、と。
そういう意味では母と娘は、運命共同体のような存在なのでしょう。

お互いに同じような課題を持っているけれど、母と自分は違うからこそ
母が目指す場所と自分が目指す場所は違う、という事を受け入れること。
まったく同じじゃないんだという事実を受け入れること
そして母から巣立つことが大切なんだろう、と(脱・母親軸)

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たまに「親は選べない」って発言する方がいますが
チャートを見ると「いや、選んでる」って断言できると思います。
逆に言えば「良く、こんなドンピシャな親を見つけたなぁ」って思うほど。
宇宙って絶え間なく変わり続けてるけど、こんなドンピシャのタイミングも時折やってくるんだわって。

この母だからこそ学べる事ががあるし
この母だからこそ、強い自分になれるっていうのもある
そして、母も同様で、この娘だからこそ母も学んでいたし、成長していた。

母親っていうのは適度に子供にとって「足りない何か」なんだと思います。
子供が欲しいものを全ては与えない、それが母親なんだと思います。
その理由は、母親が子供が欲しいもの全てを与えてしまったら、子供は自立できなくなるから。

そして子供は母から気づいた「足りない何か」を得るために
母から巣立ち、その何かを自ら探しに行くんだと思います。
親子になる意味は、深い。


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