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感情の感じ切りで健康管理 ❷

と、感情の感じ切りと健康管理についていろいろ書いてきました。

感情の感じ切りで健康管理をするには
「真理を理解はしていて、なおかつ腑に落ちている」ことが重要です。

そのうえでの重要な事の補足です。
それは「自分なんてダメ人間だ」ってことを受け入れた人のほうが、感情の感じ切りを使って健康管理が出来るようになるって事です。
※別に「ダメ人間」って言葉がここでの正解ではなく
「自分はまだ未熟だ」でも「自分はふがいない」でも「自分は何もわかってない」でもOKです。
自分には伸びしろがある、まだまだ成長した、出来たなんて言えないレベルなんだってことを受け入れている必要がある、と言う意味で「ダメ人間」としています。
ただ、今までの私の経験上「私ってダメ人間だなー」ってほうがオールマイティに効果的だな、と思っただけなので使ってます。

って書くと「それって自己否定じゃないか」とか「それって自分を大切にしてないことになるのでは?」なんて声が上がってくると思うんですが

自分なんてダメ人間だって受け入れた上で、自分にしか出来ないことを見つけ、それに取り組みながら自信をつける。
これこそが人が終わることなく成長できる、一番良い状態だと私は感じています。

って相反する内容で、矛盾しているようですが
この自己批判と自信の間にある「良い塩梅」を見つけることが重要で
その方法は「実践しながら自分で見つける」しかありません。

*    *

感情の感じ切りが出来ない、苦手とする人、途中で止めてしまう人の特徴に
口では「自分なんて」とか「私には価値が無い」などと言いつつも
本心では「自分なんて」とも「自分には価値が無い」なんて一ミリも思っていない。
というのがあるんです。

口ではいろいろ言ってても、本心では「いやいや、私は成長してるし、人よりも真理に近い」くらいに思っている。
今の自分に実は、相当自信がある。
だから、周囲からのアドバイスにも耳を貸さないし
自分の本心なんて一番知りたくない、と抵抗する。

なので他人から「まだできてない」なんて言われると、烈火のごとくに怒りだしたり
自分を否定した、ダメだと言われた・・・と泣き暮らす人まで、出てくるのです。

簡単に言えば自分のプライドが傷つけられた「だけ」なのですが、
そんな中途半端なプライドにすがってるから、感情の感じ切もできないし、学ばないので自己の成長が無いのです。
でも、そこで感じる怒りを「私が私を認めているからだ」「これは自己肯定感」と勘違いする人もいるのが現状です。

でも、自分に向き合い、自分を成長させ。
感情の感じ切りを使って自分の健康管理ができる人は
「自分なんてダメ人間」としたうえで、今の自分にできることは何かと模索して
こんな事もできるようになった
こんな事も分かったとした上でまた「でも、まだまだ先がある、自分なんてまだまだだし、ダメ人間だなー」と、新たな学びに取り組むし
そこで「まだまだ」とか「ここがダメ」と言われても「ですよね~~」で終わるのです。

また、この段階に入ると、相手に対しての問いかけが「質問」ではなく「確認」になったりしますね。
私は~~だと思う、どうでしょう?みたいな。
そこで「うーん違うかも」と言われたら「また答えを見つけよう」とする、と言う感じです。

*     *

以前、親子向けのセラピーを学んできたときにも、同じことを何度も感じました。
「私ってマジでダメ母」「私って最低レベルの母親」と堂々と言える人は、積極的にセラピーを通じて自分を解放し、子供の力を借りて自分を成長させていくのですが

「私は最高な母親じゃなくても最低じゃないはず」「そんなにダメな母親じゃないよね」と思っている人は、セラピーの予約を入れても直前でドタキャンする人が多かったです。
「自分が想像する以上にダメな母親と言うのがバレたら、どう生きたらいいのか」と怖くなるからだそうです。

私が長男のアトピーに食物アレルギーを感情の感じ切りで治すことが出来たのは
長男の肌の状態と私の感情の状態が、きっちりリンクしていたのを経験上理解したこと
長男の肌の状態とアレルギーは「私の妊娠中の感情が原因」という事実と
「長男のアトピーとアレルギーの原因は私で、私が悪い」を受け入れた事が良かったんだと思います。

人はどれだけ頑張って成長したとしても、宇宙の真理を完璧に理解もできないでしょう。
占星術でも、私たちが肉体を持っている人間として到達できるのは水瓶座、11Hの世界まで。
魚座、12Hの世界は肉体を持っていては体験できない。
だからこそ、終わりない成長の旅の「常に途中」だ、と言う事実を受け入れることが、とても大事なのです。





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