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思えばいと疾し


もうすぐ子供を産んで1年になろうとしている。

エッ、早すぎるだろ、と思う。
人んちの子は育つのが早いね、と言うけれど、それは人んちの子どもしか存在してなかったから知らなかっただけで、実際は自分ちの子どももめちゃくちゃあっという間に成長した。

最初は謎に涙が溢れたこともあったけれど、今やすっかり子育てが自分の一部として染み込んでしまったなと思う。
1〜2年前のお出かけの写真とかを振り返っていても、子連れではない自由な身での外出が今や逆に信じられないような気がしたりする。

寝返りやハイハイなどの身体的な発達が平均よりやや遅れ気味な娘だったが、今やハイハイも板についてきてかなり目が離せなくなってきた。
外出時は案外おりこうさんにしていることが多くて、義実家に帰るのに新幹線もこれまで3往復乗ったが今のところさほど困ったことはない。
フードコートなどに行くと他人の方を向いてニコニコしていたりするので、知らない人をちょっと照れ照れさせてしまうこともある。笑


冬の頃は、3ヶ月ぐらいの娘を抱いては「早くあったかくなって娘とおでかけしたいな〜」と思っていたが、ちょうどいい季節はすぐに過ぎ去り、最近は暑すぎてどこにも行けていない。そんなことを言っているうちにもう1歳である。
涼しくなったらそろそろ動物園みたいなところに行きたいものだ。


暮らしの真ん中に娘がいて、自分のやりたいことは後回しにせざるを得ないけど、それを悲観するというよりは、長い(であろう)人生の中でそういう時間や期間があるのもまた思い出のひとつになるのかもな、と思ったりもする。

日常の細々としたことは大変な部分も多いけど、総合的に見れば面白くて楽しいことが多い。

どんな子に育っていくんだろうな。

やりたいことを見つけて進みたい道ができたら、心配はしても反対はしない、というスタンスの親でいたいな〜と今のところ思っている。
親としてもなるべく視野を広く持っていたいものだ。


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