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30歳を過ぎてから始めたスマブラをなぜ頑張り続けられるのか考えてみた

どうも、さとけんと申します。普段は鎌倉のインターネット企業で働いていますが、このnoteはスマブラの事を書くために始めました。

スマブラというゲームを始めて2年ほど経つのですが、日に日にこのゲームで強くなりたいという想いは強くなるばかりです。「頑張ってる」という評価を自身が自身に対して行うものでは無いと思うのですが、それでも結構頑張ってるなと思っています。なぜ、こんなにも強くなりたいのか、頑張れるのか自分でもよく分からなかったのですが最近とある本を読んで色々考えたことがあるので、それを書いてみようと思いました。

「すべては導かれている」

Amazonでいつものように本を探していた時にたまたま目に入ってきた書籍のタイトルです。「まず、世界観を変えよ――複雑系のマネジメント」を始め、田坂先生の著書は人事時代に沢山読ませてもらったのでそれでレコメンドされたんだと思いますが、それにしてもタイトルから漂う怪しさが半端ないので読むか悩んだんですが、それでも田坂先生の著書は間違いないだろうと買うことにしました。

詳しい内容は是非、読んで欲しいので割愛しますが

人生の中で起こった、失敗・挫折・敗北・絶望…etc といったネガティブな物事には全て意味があり、「すべては導かれている」と受け入れることで、色んな叡智が湧き上がり、想像もしていなかったポジティブなことが起こるようになるよ

的なことが書いてあります。(もうちょいちゃんとした文がAmazonの方に書いてあるのでそっち読んでもらった方がいいかも)

で、これを読んでいて過去の失敗・挫折・敗北・絶望が結構スマブラを頑張っている理由にも繋がっているかもなと、ふと思うのでありました。

スポーツでの挫折と反省に至るまで

この本を読んでいて、真っ先に思い返されたのがスポーツでの挫折経験でした。自分は小学校〜高校まで体育の成績があまり良くなく、周りからもよく運動神経の悪さをからかわれていて、それがまぁまぁなコンプレックスだったのと、やっぱり勉強よりもスポーツができた方がかっこいいよな〜という美意識的なのもあって、中学→高校→大学とスポーツにかなりの時間を割いていました。

部活動歴でいうと

中学:軟式野球
高校:空手、陸上(三段跳、走幅跳)
大学:陸上(三段跳、走幅跳、400mH)

といった感じです。野球は3年間試合に出ることが無かったんですが、空手は高校1年の時に茶帯以下の大会で優勝を経験していて、陸上は高校3年で神奈川県8位、大学2年で東京六大学対抗戦で6位入賞という成績でした。

今こうして書いてみると、スポーツが苦手だった割にはかなり頑張った方だな〜と思えるのですが、空手は流派を超えて集まるオープン制の関東大会では一度も1回戦を突破することができなくて、陸上は各種目・各校2名づつ選ばれる東京六大学戦には出場できたものの、参加標準記録のある、関東インカレや関東新人という大会に同期や後輩が出場を決める中、自分はそこに出場することができず、どちらも後悔の念を持って引退しています。

特に陸上なんかは、同期のほとんどが選手として大会に出場している中、ベンチでチームを応援していたことが特に苦い思い出として残っていますし、今でも時々、大事な大会で記録が残せず絶望する夢を見たりしています。

部活を引退した後は、なんでこんな才能もないことに長い年月を費やしてしまったんだろうとか、恥をさらしてただけじゃないかとか、大学卒業後社会人になった後もかなーーり引きずってました。

そこから社会人になっても色々うまくいかない期間が続き、2度転職もして、長い期間低空飛行を続けていたのですが、ここ数年になって仕事で成果が残せるようになって、会社での仕事以外にも講演を行ったり、メディアに出演するといった機会に恵まれるようになりました。

そういう状況になってから、色々と冷静に物事が考えられるようになり、中高大とスポーツで結果を残せなかった理由、20代中盤まで社会人として結果を残せなかった理由はなんなんだろうなと振り返ることもできるようになりました。

物事がうまくいかなかった自分に足りなかったこと

冒頭にご紹介した「すべては導かれている」という書籍の内容を

人生の中で起こった、失敗・挫折・敗北・絶望…etc といったネガティブな物事には全て意味があり、「すべては導かれている」と受け入れることで、色んな叡智が湧き上がり、想像もしていなかったポジティブなことが起こるようになるよ

的なことが書いてあります。

と説明させていただきましたが、これを僕の言葉で説明すると

「大切なのは素直さである」

になるんじゃないかなというのと、自分がスポーツや社会人の前半に成果を出すことができなかった理由もここにあったというのが、今の自分なりの結論であります。

なんで結果が出ないのかと悔やむのではなく、結果が出てないという事実を受け入れ、その原因を深く考え、それを解決するアイディアを受け入れ、結果が出たら素直に喜ぶ。そういった「素直さ」があれば、きっと競技生活も変わっていただろうし、仮に競技者として成果が出せなかったとしても楽しかったと思えただろうなと今になって思うのであります。

なぜ、スマブラを頑張れるのか

人が成長するとはどういうことなのか、どのようにすれば人に伝えられるのか。それを、自身が苦手だと思うことに取り組むことで理解していこうというのがスマブラを始めた動機でした。

ですが、今となってはもはや人事ですらなく、当初掲げていた目的とは関係なくスマブラを続けています。一体どういう動機が僕にスマブラを続けさせてくれてるんだろう。ここから先もどんどん変わっていくんだろうけど、1つは

「好きなことを悔いなくやって、結果を出したい」

じゃないかと思います。仕事は割と楽しんでやっている方だと思うんですが、それでもやっぱり仕事は生活や家族であったり、自分の中以外に頑張るべき理由が結構あってそれで続けられている部分があると思います。自分がやりたいからやっている、そういう事に真剣に取り組んで結果を出してこそ、悔いの無い、オリジナリティ溢れる人生が歩めるんじゃ無いかと思います。それがスポーツではできなかった、でも、スポーツで叶えられなかったから今があるんだと思います。

もう1つは

「成長し続けられるイメージがある」

だと思います。どんだけうまくなっても、どんだけ強くなってもまだまだ上がいる。スマブラはそんな世界だと思ってますし、尊敬するプレイヤーたちと対戦する環境にも幸いな事に恵まれています。だからこそ、どこまでも成長し続けられるし、自分が素直であり続けさえすれば、年齢とか関係なく、どこまでもいけそうだなって今のところは思っています。

とまぁ、色々と語りましたが

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現状はこの有り様ですわ。偉そうなこと書く前にもっとやることあるだろって思いますよね。僕もそう思います。

今期も1400台では着地したいなぁ。。。

というわけで、引き続きスマブラ頑張りたいと思います。


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