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スマブラの「世界戦闘力」を重視するのをやめることにした話

こんばんは、さとけんと申します。

普段は鎌倉のインターネット企業で働いておりますが、このnoteはスマブラの活動を記すために始めました。

この記事を書いている今現在で年齢は34歳なんですが、元々はスマブラどころか、ゲームをほとんどやらずに人生を過ごしておりました。もっというと苦手意識があり、その意識を持つきっかけになったのもスマブラでした。ですが、色々と考える中で31歳の時にスマブラSPに真剣に取り組むことを決意しました。その辺の詳しい経緯まで興味を持ってくださる方はぜひこちらを読んでみてください

そんなこんなでスマブラを頑張りつつ、こちらのnoteもたまーーーに更新しているのですが、最近心境なども含め色々変化があったので、久々に更新することにしました。

前回は、VIPの魔境に入ったよーっていうご報告を書かせてもらいました

あれだけ苦手だったスマブラですから、魔境に入った瞬間はとにかく嬉しかったんですが、今回は「世界戦闘力」という指標を重視するのをやめたということと、その背景を書こうと思います。

まず、前提として強さの指標としての「世界戦闘力」や「VIP」を否定するものではございません。

「VIPって別に強く無いから」

みたいな投稿を見かけて、言いたいことは分かるっちゃわかるんですが、半年間世界戦闘力7万台を抜けられなかった苦労のことを考えると普通に腹立たしいというのが、自分の立場ですw

それら前提を踏まえた上で、なぜ世界戦闘力を重視しなくなかったか記していきます。

魔境に入った後の話

前回の記事にも書いていますが、僕は「ガオガエン窓」という、ガオガエンの使い手が集まるコミュニティに所属しています。

窓のDiscordには #世界戦闘力 というチャンネルがあり、週に一度、副窓主の人がランキングを更新してくれています。そのランキングの上位は、使用カラーのキャラクターを添えた画像付きで紹介され、僕はそこに名前が並ぶことをモチベーションにしていました。ランキングの上位に自分の名前が載っていた時は心底嬉しかったですし、ムスメに自慢したりしていましたし、ムスメも周りのお友達に「お父さんはスマブラがめちゃくちゃ強い!」と自慢していたりします。

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ですが、このランキングの上位に位置していながらも、窓内で行われる対戦会では全く勝てず、キャラクター窓対抗の交流戦に参加してもストック0-3のストレート負けを喫するなどしていて「自分やっぱり弱いなー」と落ち込みながらも、VIPマッチに参加するとそこそこ勝ててしまうので「決して弱い訳ではないか」みたいな感じでメンタルを取り戻すみたいなのを行ったり来たりして、複雑な心境のまま過ごしていました。

「スマメイト」への挑戦を機に変わり始めた心境

前々からやろうやろうと思いつつも、ちゃんとルール通りやれるかなーなど不安が付き纏ってなかなか取り組めていなかったスマメイトに第14.5期からチャレンジすることにしました。

結果はこの通りです。

スクリーンショット 2021-07-02 21.24.09

まぁ、勝てないこと、勝てないこと。

色々書く前に、スマメイトとスマブラのゲーム内で完結するオンライン対戦のレート(世界戦闘力)の何が違うのかを簡単に書いておきます。本当にざっくりです。詳しい内容はサイトでご確認ください。

-世界戦闘力
・優先ルールを設定しておけばストック制のBO1(1勝先取)の試合が主になるが、時々体力制とかも混ざってくる
・優先ルールを設定しておけば3ストックの試合は多くなるが、色々混ざってくる
・優先ルールを設定していても時々、アイテム有りの大会が行われる

-スマメイト
・BO3(2勝先取)
・1試合は3ストック
・アイテムは無し
・指定されたステージの中から、お互いの拒否ステージを除いたステージで戦う。2戦目以降は敗者側がステージを選択。

その上で、なぜ世界戦闘力のレートは高い(VIP魔境)のに、スマメイトのレートでは基準値の1500を下回るということが起こったのか、自分なりに考えたことをまとめてみました。

「噛み合わせ」で勝ててしまうVIPマッチと、読み合いが重視されるスマメイトのレート対戦

スマブラに限らず、対戦ゲームは攻撃・ガード・横移動・ジャンプといった、ゲーム内での行動の選択肢は限られていて、どの選択肢が来るか分からないよりも、どの選択肢が来るかわかっている方が当然勝率は上がります。後出しジャンケンが出来れば強いって言えば、イメージしやすいかもしれません。

ただ、後出しじゃんけんみたいに、見てから選択肢を選べるかというとゲームは攻撃にしてもなんにしてもスピードが早く、一部の超人を除けば、眼で追うには限界があるため、相手がどんな行動を取るのかを予測し、その予測精度を高めていくことで勝率が高まります。

なので、みんな技を出したり引いたり、突っ込んだりして、どんな動きをしてくる相手なのかを探り合うのですが、この予測精度というのはお互いが行った行動の情報量が多ければ多いほど高まり、得られる情報量は当然、試合数や時間と比例していきます。

主にBO1(1勝先取)で行われるVIPマッチはお互いの予測精度が高まらないうちに決着がつきやすいのに対して、BO3はお互いの予測精度が十分に高まった状態で決着がつくので、状況に応じて取れる選択肢の多さや相手の読みをさらに読めるかが勝敗を決すると考えられます。

「(さっき相手はこういう行動を行ったのでこうするだろうではなく、さっきはこうだったから次は同じことはしてこないだろう)」

みたいなことをお互いひたすらやっているイメージです。

こういったことを理解するまでに、世界戦闘力のレートは高い(VIP魔境)なのに、スマメイトのレートでは基準値の1500を下回るという状況がなぜ起こるのかをずーっと考えていたのですが今の自分なりの結論は

世界戦闘力のレートは高い(VIP魔境な)理由
・お互いの予測精度が高まる前にこちらの方が多く撃墜できていた
・なんなら、こちらは予測も何もしていなかった。読み合いをちゃんとしようとしている相手からすれば奇想天外な攻撃パターンをしかけていた。そんな感じで相手の行動に噛み合うことが多かった

ことで勝てる試合が多かったから

スマメイトのレートが基準値の1500を下回る理由:
・試合を重ねることで、行動パターンが読まれてしまう
・状況に応じて取れる選択肢が相手よりも少ない
・受身、崖受身、復帰…etc 細かな操作ミスを逃してもらえない

ことで、負ける試合が多かったから

でした。

「世界戦闘力」を重視するのをやめた理由

窓のメンバーたちと対戦してボコボコに負けて「自分やっぱり弱いなー」と落ち込みながらも、VIPマッチに参加するとそこそこ勝ててしまって「決して弱い訳ではないか」みたいなことを繰り返していたままでは、自分が抱えている課題に真剣に向き合えない、そのまま続けていてもこれ以上楽しくならないんじゃないかって思ったからです。ポジティブに言い換えれば、課題と真剣に向き合えばもっともっと楽しくなりそうだなって思ったからです。

なので、今はVIPマッチに入らないことを宣言し、DiscordやTwitterで対戦募集を行うかトレモをしっかりするようにしました。

VIPとスマメイトを切り分けて向き合えたらよかったんですが、自分はそこまで意思が強くなく、また、今スマブラが続いているのもnoteで「スマブラのプロを目指します!」って宣言したことが大きかったので、そこは自分の成功例に則った形です。自分はこのやり方で年内スマメイトで1500台を目指し、そのうちVIPでも現在でいう1000万くらいの実力を身につけたいなと思っております。

最後に、繰り返しになるのですが

「VIPって別に強く無いから」

みたいな意見には否定的です。ですが、こういった意見に対してちょっと嫌な気持ちになるということは、自分の「強さ」について疑問がある「もっと強くなりたい!」という心の現れかもしれません。そんな時に、自分はどうなりたいのか?その為にどんな選択肢があるだろうか?って考えて、新しいチャレンジをするきっかけにできたらいいんじゃないかなって思います。

「強さ」に関しても色々とあると思いますが、魔境前後で「強さ」について色々考えている人がいたら、参考にしていただけると嬉しいです。

以上です。


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