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苦手だったスマブラで"魔境"に到達するまでに取り組んだことや心掛けていたこと

こんばんは。さとけんです。スマブラSPのガオガエン使いで、このnoteはゲームが嫌いになる原因となったスマブラに真剣に取り組み、プロを目指す過程で気づいたことを記すために始めました。

今日は、スマブラでVIPに入って以降、強くなるために取り組んだこと、意識した事を振り返って記して行こうと思います。

【ご報告】"魔境"入りを果たしました

スマブラSPにはオンラインでの対戦成績に紐づく「世界戦闘力」という指標があり、その指標で上位に入る強者のみが集う「VIP」マッチというものがあります。それとは別にコミュニティ独自で世界戦闘力を段位化していて、その高段位に位置する「魔境」というものがあります。このワードを使って

「魔境入りしました!」
「魔境プレイヤーです」

などと、同じスマブラプレイヤーに対して誇れる実績の一つになります。そんな「魔境」に到達してしまいました。

「スマブラが苦手」「スマブラが原因でゲームが嫌いになったんですよー」などとほざいていた人間がですよ。「知らんがな」って話ですよね。

ちなみに、VIPに到達したのは2020年の8月でした。

スマブラが大の苦手だった人間がVIPに到達するだけでも結構すごい事だと思ってたんですが、そこからモチベーションを落とさず魔境に辿り着けるのもなかなかだなと。なので、今回はVIP到達から魔境到達までの約7ヶ月間で取り組んでよかったこと、意識したことなどなどを振り返り、その上で伝えたいことなどを記していきます。

この記事を読んで欲しい人

・VIP入り後、もっと強くなりたい!って思ってる人
・負けに対してネガティブな印象を持ってしまっている人
・負けるという事を受け入れられず、ちょうど良いレベル感の相手としか対戦しなくなっちゃってる人

読んでもらえたらいいなと思ってます。2〜3つ目に該当する人がいるのかはよくわかってませんが。テクニックなど難しいことは書いていませんのでご安心ください。

魔境入りまでに取り組んだ事

VIP入りして以降、魔境に辿り着くまでにやってよかったことを振り返ってみると

「自分より強いプレイヤーと沢山対戦した」

これが、最も成長に繋がったと思うし、これに勝るものはありませんでした。なので、スマブラが強くなりたい!と思う人は、1人で黙々とやるのも時には大事ですが、まずは自分以上に強いプレイヤーたちと対戦できる環境に身を置く、シンプルですがこれを強くお勧めします。

強い人たちと対戦できる環境について

スマブラプレイヤーの主戦場はオンライン/オフラインの2つに分かれます。僕の主戦場は前者です。

僕が強い人たちと対戦しているのは「窓」と呼ばれる、スマブラに登場するキャラクターの使い手が集まるオンラインコミュニティです。僕が所属している「ガオガエン窓」はDiscord上で活発にコミュニケーションが行われており、対戦募集・対抗戦・窓内トーナメントといったように、実戦の機会が多くあります。使用しているキャラクターの情報を知りたいという人が集まってくるので、参加しているメンバーの平均的なモチベーションは高く、世界戦闘力・スマメイト・各種オフ大会で上位に入るようなプレイヤーを中心に、強いプレイヤーが多く集まっている場所です。

窓でひたすら対戦を重ねるもよし、対戦して得たことを活かして、VIPマッチ、窓対抗戦、スマメイト、オンライントーナメントに挑戦するもよし、参加する人のモチベーションも他種多様ですから、自分が最もやりがいを感じる道を選べば良いと思います。

オフラインであれば、全国各地で大会や対戦会が行われています。その場所に来るために時間もお金も使うことになるので、気合の入ったプレイヤーが多く集まります。現状、イベント自体が中止になる事が多かったり、参加しづらい気持ちもあると思いますが、各主催者さん感染対策にも力を入れているので、状況や感染対策の情報を見つつ参加も検討されてみてはいかがでしょうか。僕も状況が落ち着けばオフメインで活動したい気持ちです。

対戦している人たちはどれくらい強いのか

客観的に伝えることが難しいのですが、スマブラプレイヤーのステータスの1つである「魔境」に到達した僕が

・1日で20〜30戦やっても一度も勝てない(100戦以上やってまだ勝った事ない人もいます)
・そのうち1ストックも取れない試合が数試合ある
・試合で気づいた課題を解消しできることを増やしても勝てない

という感じです。

「魔境に到達しました!」

とSNSでアピって、トップにTweetを固定している裏側で、VIPマッチ以外では、1〜2週間の間1度も勝てないなんて日があったりします。それくらい自分と比較して強いプレイヤーと対戦させてもらっています。

自分より強いプレイヤーとやる時に心掛けている事

前述の通り、本当に強い人には勝つことができないのです。ワンチャンすらもない、そういう世界です。負けて悔しい、悲しいは当然あるのですが、そこに感情を費やしたからといって勝てるようにはなりません。そういった環境で成長していくには負けを素直に受け入れる姿勢が重要になってきます。その上で

①なぜ負けたのかをよく考え、負けた理由を言語化しボイスチャットorテキストチャットで対戦相手に伝えて答え合わせをする
②なぜ勝てるのかの理由を対戦相手に尋ねる

ということに意識的に取り組んでいます。Discordというコミュニケーションツールを存分に活かしましょう。

「自分はどうなりたいのか」から課題の優先順位を決める

スマブラは、蓄積するダメージによって吹っ飛ぶ距離が変わる、ダメージを受けた瞬間にスティックを入力する方向によってベクトルが変わる、などなど非常に自由度が高いゲームです。自由度が高い分、出来ること/知ってる事の多さで差がつくゲームです。VIPで魔境に入れるかどうかのプレイヤーと、スマメイトで高レートを記録するプレイヤー、オン・オフの大会で上位に入るとでは、出来ること/知ってることに大きな差があります。

それくらい大きな差があると、課題(目標に到達するために取り組むべきこと)は膨大になります。課題が多すぎる状態だと、何から手をつけたらいいのだろうかと足踏みしてしまいます。多すぎる課題に対して優先順位はどうつけたら良いのか。

各課題に取り組まないことで発生するリスク(撃墜、高%のダメージ)を計算し、リスクの高いものから潰していくという優先順位付けするというのが効率的だと思いますが「自分がどうなりたいか」で優先順位をつけるという取り組み方がいいなと思ってます。

「崖上から強烈なプレッシャーを放てるようになりたい」
「下投げをきっかけに序盤のダメージ%を稼げるようになりたい」

のように、自分より強いプレイヤーとの対戦でやられたこと、アーカイブを見ていてこれができたらかっこいいよなーみたいな事から、取り組む課題の優先順位を決める。「それが出来る自分」を想像することでワクワクしながら練習に取り組むことが出来ますし、どうせ最終的に潰さなければいけない課題であれば、楽しみながら取り組める方がいいくらいの感じで優先順位を決めていました。

また、プレイヤー、一人一人の個性がキャラクターに反映されるというのがスマブラの魅力の一つだと思います。そのため「トッププレイヤー」と括られる人たちのスタイルも様々です。自分が魅力に感じるプレイヤーに近づけるように、課題を見つけていくのもいいと思います。

まとめ

以上が、VIP→VIP魔境に辿り着くまでの振り返りになります。

改めて、なぜ魔境に到達できたのか、VIP入り→魔境到達までの半年間モチベーションを落とさずに取り組めたかをまとめると

①強いプレイヤーとたくさん対戦できる環境があった
②強いプレイヤーと対戦した後に、なぜ負けたか、相手はなぜ勝てたのかを言語化するようにしていた
③強いプレイヤーとの対戦を通じて「自分がどうなりたいか」を考え、そこから課題の優先順位を決めて取り組んだ

の3点が重要なポイントだったのではと考えます。

魔境到達に向けて取り組んでいる方の参考になれば幸いです。

最後に

ガオガエンは最強です

以上


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