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超簡単!Twitchのクリップやダイジェストを動画サイトに投稿する方法


クリップやダイジェストとは?

私がメインで活動している配信サイトのTwitch(ツイッチ)には、配信中の名場面を保存できるクリップダイジェストという機能があります。
クリップは60秒以内の短い動画、ダイジェストは(多分)時間無制限の動画が作成できます。
クリップは配信者側はもちろん、視聴者側からも作成できるので、「このシーン面白い!」と思ったら積極的に作ってあげてください。配信者は泣いて喜びます。
しかし、Twitchの仕様か分かりませんが、視聴者はクリップを作成した記憶が無いのに、視聴しているだけで勝手に30秒のクリップが作られてしまう現象を確認しています。その場合、配信タイトルのクリップが作られるので、配信者は「あ~これ勝手に作られたやつだ」と思い、中身を確認しない事が多いです。クリップを作る際は、ぜひタイトルを付けてあげてください。
一方、ダイジェストは配信者側でないと作成できません。

しかし、このクリップやダイジェスト、せっかく作っても中々見られることはありません。というのも、Googleなどの検索エンジンにヒットしないので、何らかの方法でシェアしない限りそのまま埋もれてしまいます。
これって勿体ないですよね?
という訳で、私は作成したクリップやダイジェストは出来る限り他の動画投稿サイトに投稿するようにしています。
「えっ、X(旧Twitter)にクリップのリンクをシェアすればそれでいいじゃん?」と思ったそこのアナタ!Twitchは日本では一般的にはまだまだ浸透していないマイナーなプラットフォームです。そんな得体の知れないサイトの動画のリンクを貼られても中々リンクを踏む人っていないんですよ。しかも今のところ動画のサムネイルも表示されません。これでは余計に視聴回数は増えないと思います。Xにクリップを投稿する際は、一度ダウンロードしてから動画として添付してポストしましょう。もちろん元の動画の再生回数が増える訳ではありませんが。
そしてさらに、YouTubeやTikTokやInstagramに投稿すれば、トータルの視聴回数は大幅に増えます。
「いや、自分はTwitch一本でやるんだ!」という硬い意思をお持ちの方も、一応最後まで読んでみてください。考え方が変わると思いますよ。

Twitchにはクリップをシェアできる機能があるが…

現在Twitchには、作成したクリップをYouTube ShortsとTikTokに直接シェアできる機能がありますが、結論から言うと、この機能を使うのはおすすめしません。
なぜならば、YouTube ShortsやTikTokは基本的に縦型の動画ですが、Twitchの配信は横型の動画です。横型の動画の一部を切り取って縦型の動画を作ることになるので、配信画面の一部しかシェアできないのです。はっきり言って、これではクリップの魅力が半減してしまいます。

クリエイターダッシュボードのクリップから任意のクリップを選択し、紫色の「クリップを編集&共有」ボタンをクリックする
すると、このように動画の編集画面が出て来るのだが…

実際にその機能を使ってYoutube Shortsに投稿した動画がこちら。

伝わらない事は無いけど、本当に動画の一部しか表示されません。
ちなみに元のクリップの画像はこちら。

こうして見ると縦型動画は、元の動画のほんの一部であることが分かる

どうですか?動画の大部分がカットされてしまっている事がよく分かると思います。ショート動画しか見てない人は、タイマー回してる事なんて絶対に気付かないでしょうね。

他のサイトに動画を投稿する方法

ではここからは実際に他の動画投稿サイトに動画を投稿する方法を紹介します。クリップであれば一部を除き、ほぼスマートフォンだけで完結します。というかスマートフォン推奨です。

ステップ1 TikTokアカウントを作る

まずはTikTokのアプリをスマホにダウンロードしてアカウントを作りましょう。既にアカウントを持ってる方はこのステップは読み飛ばしてください。
「えっ、TikTokって中国のアプリで色々と情報抜き取られてヤバいヤツだよね!?登録なんかして大丈夫?」って思う人もいるかもしれません。もちろん我々が実態を知る由もありませんし、もし情報が抜き取られていたとしても我々一般人の情報の価値なんて二束三文です。そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

登録する方法は色々あるが、基本どれでもOK。ちなみに私はGoogleを使っている。

ステップ2 Twitchから動画をダウンロードする(クリップ編)

次に、Twitchから他の動画サイトに登録したい動画をダウンロードします。クリップの場合、ダウンロードはスマホ版のTwitchアプリから行います。
ダイジェストの場合については後述します。

Twitchアプリを開いたら右上の「作成」をタップ
画面一番下のコンテンツをタップ
今までに作ったクリップが表示されるので、投稿したいクリップをタップ
画面下にある一番左にあるアイコンをタップするとダウンロードが始まる

ステップ2 Twitchから動画をダウンロードする(ダイジェスト編)

Twitchからダイジェストをダウンロードする場合は、ここでPCが必要になります。

クリエイターダッシュボードからコンテンツのビデオプロデューサーを選択し、ダウンロードしたいダイジェストの右にある「縦三点リーダー(縦に丸が3つ並んだ記号)」をクリックし、ダウンロードをクリックするとダウンロードが始まる

ダウンロードが完了したら、何とかして動画をスマホに移動させます。私は一旦Googleフォトに動画をアップロードしてからスマホにダウンロードしています。他にもスマホを直接PCと繋いで動画を移動させるという方法もあります。

ステップ3 TikTokアプリから動画を投稿する

いよいよ動画を投稿します。まずはTikTokに動画を投稿します(これ重要)。なぜ重要なのかは後程説明します。

画面一番下中央にある➕をタップ
カメラが起動するのでアップロードをタップし、投稿したい動画を選択する
右側のAaをタップするとテキストボックスを追加する事ができる。テキストボックスに入力したテキストを色々な声で読み上げてもらう事もできる(ヒカキンボイスが一番有名かも)。他にも画面上の「楽曲を追加」から、様々な曲をBGMにする事ができる。もしBGMを追加するのであれば、音量はわずかに聞こえる位まで小さくするのがおすすめ。しかし著作権的に大丈夫なのか…
このように、動画の上下の空いたスペースにテキストボックスを置くことで、どういう動画か一目瞭然となる。こうする事によって、動画を最後まで見てくれる確率も上がる(と思う)
動画の説明やハッシュタグを入れたり、「カバーを選ぶ」をタップするとサムネイルが選択できる。準備ができたら投稿をタップ!

動画の投稿が完了したら、iPhoneの場合は写真アプリを立ち上げてください。
なんと、先程TikTokに投稿した動画が保存されているではありませんか!
ただし、TikTokの転載動画である事である証として、TikTokのマークとアカウント名が動画内をうろついています。
まあ自分の動画だから問題無いですよね。
これが最初に動画を投稿するサイトにTikTokを選んだ理由です。
これで横向きの動画をフルに表示させつつ、空いたスペースにテキストを置くことにより、どういう内容か分かりやすい縦向きの動画が完成しました!

ステップ4 TikTokに投稿した動画を他の動画投稿サイトに転載する

次に、先程TikTokに投稿した動画をどんどん他の動画サイトに投稿していく訳ですが、注意点が一つ。
YouTube Shortsは60秒以内という制限があるので、クリップ動画しか投稿することができません。もし60秒を越えるダイジェスト動画を投稿したいのであれば、YouTubeに通常の動画として、Twitchからダウンロードした動画を直接アップロードするしかありません。私は面倒なので、YouTubeにはショート動画しかアップロードしていません。
そして、もしYouTube Shortsにアップロードするのであれば、PCでしかできない作業が1つだけあります。それは、ゲームタイトルの登録。

カテゴリはスマホのアプリからできるが、ゲームタイトルはPCからしか行えない

あとは、各自自分がアカウントを持っている動画投稿サイトに投稿していくだけです。
ちなみに私はTikTokとYouTubeとInstagramに同じ動画を投稿しています。
どうです?簡単でしょう?

(おまけ)各サイトのアナリティクスを比較する

さて、以上がTwitchのクリップやダイジェストを他の動画投稿サイトに投稿する方法でした。
しかし、ここで終わりではありません。
せっかくなので、投稿した動画がそれぞれのサイトでどのくらい再生されているか見てみましょう。試しに今まで自分が投稿した中で一番バズった動画で比較してみます。

全てのプラットフォームにおいて最も再生された動画。ちなみにインスタでインサイトを見ようと思ったらプロアカウントにならないといけないらしい。やり方は簡単なので、調べてみてください
一方TikTokでは平凡な視聴回数。むしろその下のSeven Nights Ghostの動画の方が圧倒的に再生回数が多い
YouTubeにはTwitchから直接シェアしたが、それでも比較的視聴回数が多かった

ね?面白いでしょう?
同じ動画でも投稿するプラットフォームで再生回数が全然違う事も珍しくありません。そして、他の動画投稿サイトからTwitchに辿り着くリスナーさんもいるかもしれません。
私はここに可能性を感じて動画投稿を始めました。
今のところTwitchの配信でその効果は実感できてませんが、継続していけばいつか実を結ぶのではないかと思っています。
Twitchで配信しているけど視聴者が少ないとお嘆きの方、私も気持ちは分かります。その思いは別の記事にしているのでよろしければそちらもご一読ください。

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