「たったそれだけの事」ができない ~明日、親が介護施設に入居します! ⑥~

1 挨拶ができない。

2 歯を磨かない。

3 ちょっとした簡単なお願いを聴いてもらえない。そのダメな理由も教えてくれない。代替案も出されない。


この3つができないと

弱っている

と私は判断するようにしてる。


1のお話

挨拶なんて、誰でも忘れることはある。

そう、確かに忘れがち、だけど、それが2度、3度と続けば「おい!挨拶なんて簡単な事さえできないのかよ!」ってビビる。


2のお話

歯を磨くなんて誰でもできる健康法の一つ、忘れると虫歯になる可能性がでかいでしょ。歯ブラシ、歯磨き粉、数百円で揃え、5分かからず完了する。

そんなこと、つい忘れちゃう。アルアルですよね。

そうそう、だから思い出そう「そんな簡単な事さえできないぐらい弱ってる」ってね。


3のお話

簡単なお願い。なんでもいい、「ちゅっと貴方の目の前にあるモノ取って」とか「この書類の日付だけ変更して」とか。

誰でもできる簡単なことをお願いして、それが出来ない時。

誰だったケアレスミスなんてする。簡単だから、つい後回しにしててウッカリ忘れる。よくある話。

そのできなかった理由も「簡単だから、あとでやろうとして忘れてた」とか言われれば「ああ、そうだよね。」ってなりがち。

なのにその「できなかった理由も言えない」ぐらいテンパっていたら注意して。

その先の、できなかった理由がわかっていて、改善案が出せない時も注意です。


だって、誰だってやりがちなミス。だからこそ、ミスしてしまったことを意識して改善策を実行して、ミスを減らせばいいのに。

それができないぐらい弱ってる。


人いつだって、弱い。

だから、強さに憧れてる。


今日も、誰かという君に笑われていますように。