節税より、適税を知ろう!ZEIMUSHOは一つの取引相手と考える ~隣の中年の複業報告~
今日は、税務署の回しモンじゃないけど、税金についてド素人の私がしっかり計算して、ちゃんと「払う意味」を伝えたいと思います。
結論を先に3つ書くと。
1 経費はレシートで貰い「利用用途」を記載しよう。
2 第三者(税務署)に自分で説明できるぐらい明確に会社のお金は使おう。
3 経理事務まで手が及ばないなら、それは仕事じゃなくて拷問に変貌する!税理士に最初から依頼しよう。
どこでも言われてる、当たり前のことです。けど、これをただただ続けていくのがベストなんです。
節税ってなんだろう?って、小さい会社やりながらいつも思ってます。
税金関連の本や講演、勉強会などでも謳い文句で「節税対策します!」とかあっても、正直、意味がわからなかったんですよね。
例えば、税理士さんとかに依頼すれば、税金が安くなる?
例えば2、夫婦経営で経営してれば、食事代が軽費って認められる???
そんなミラクルを起こすのが税理士さんじゃなくて、法律に沿って納税のお手伝いするのが・・・税理士さんですよね??
税理士さん達に帳簿作ってもらっても、基本、納税義務者はかわらんですから。
夫婦経営してれば、常に外食代は経費になるか?ってのは言葉足らずで、説明不足だと思うんです。
先ほどあげた
「夫婦二人で経営している会社→外食代が全て経費になるか?」→これだけならテストの模範解答なら×NOだと思います。
国税庁「やさしい必要経費の知識」より
(1) 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
(2) その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額
確かに、ご夫婦だったら一緒に外食に行って、その流れで仕事の話は多かれ少なかれするでしょう。ただし夫婦、家族等のプライベートの会話もあるでしょう。家族の食事会、仕事の食事会どうわけるの???
なので、どんな外食も経費になるんじゃなくて仕事として外食しなければならない事由がないと弊社では認めてないです。
この辺り、どうゆう風に具体的に管理しているかは、他社のことは素人の私は言及できません。
でも、素人なりに考えても、例え2の夫婦経営の事例を使って
(1)夫婦でカフェ経営していて、月数回、数千円を近隣他店カフェの調査等の目的で利用したとかだと素人でもわかりやすいと思うんです。ああ、お仕事ですね、と。
(2)夫婦でカフェ経営していて、毎週、会議費として銀座の高級料亭で数万円食事していると???アレ???って素人でも思いませんか?
弊社の場合だったら、日報に記録は残します。
「なぜ、そのタイミングでその店で外食しなければならかったのか?」を記録に残します。
日報って言っても、一人社長なので手帳と兼用になっているので、持ち歩いて企画進行とタスク管理してます。それが正しいかはわかりませんが、あまり税務記録ばかりに気を取られて、本業作業時間が減るのは本末転倒なので、あくまで現時点の対策です。
税金払う為に仕事してるんじゃなくて、仕事の為に税金払うんですから。
これが「正解」ってわけじゃないんでしょうが、とにかく「第三者に明確に説明できる支払い」は常に頭に入れてます。
あと、もう一つの結論を言っちゃえば
税務署って税金のプロ中のプロですよ?下手な素人の税金対策なんて、手の内ご存じですよ。なので、下手に節税って不明瞭なものに時間かけるよりも、最初から適した税金しっかり払った方がお金も時間も得です。
税務調査も、弊社はまだ受けたことないですけど、どうせそのうちいらっしゃいます。明日か数年後かはわかりませんが。
税務調査の立ち合いとかにお金と時間をかけても、弊社の売上に変動はありません。なんなら、立ち合いの調整やらで時間取られる分、時間ロスが辛いです。
なので、売上めちゃ少ない時期から税理士さんに依頼してます。先々、死にもの狂いで営業利益上げた頃に来られて、時間取られてもね。
最初は顧問契約までいかなくても、自分の作った帳簿チェックや決算だけ依頼したりしてます。
仕事するなら、一人で抱え込まずに、人に適宜、分散するのが楽です。
適材適所で、税理士、税務署職員という異業種との仕事だな~と割り切って仕事します。
あまり根詰めずにいきましょ~