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育児につかれた私が、本「THE GOOD LIFE」に救われた話

「THE GOOD LIFE」を手に取ったのは、育児に疲れ、ネガティブの沼にはまっていたときでした。

育児に疲れた原因は色々です。
・生後8ヶ月頃から子どもがよく動くようになり目が離せなくなった
・離乳食が3回食になり食べる時間がかかる&量や栄養素も考えるようになった
・離乳食のストック作りが大変
・夜中に1~2回夜泣きで起きる
・10月から復職する予定が保育園に入れず延期に
・来年度の4月入園も厳しく保育園見学でバタバタ
ざっと上げるとこんな感じ。
ただ、育児自体に疲れたというよりは
「なんかいつも寝不足で疲れてるけど毎日同じことの繰り返しなんだよな」
「職場復帰できずにこんな毎日を過ごしていていいのだろうか」
という漠然とした焦燥感と不安が大きかったです。

「子どもはかわいい。大好き。愛してる。
でも…こんなにキャリアの空白ができて大丈夫なのかな。毎日同じように過ぎていくけど、これでいいのかな。なんだか今の私、あんまり好きじゃないかも…」
そんな気持ちで過ごしていました。

それでいて夫は変わらず好きなだけ仕事をして、
在宅だから好きなときに子どもの様子を見て、
休日は子どもと遊んだり、
ゴルフや飲み会の予定を入れたり…

ちょうどいいワークライフバランスで羨ましいなあ。
自由でいいなあ。
と羨んでいました。

思い返せば、
私が休日に友達との予定を入れて夫が子どもを見てくれたり
離乳食のストック作りを一緒にやってくれたり、
定時上がりのときや休日は子どもをお風呂に入れてくれたり、
色々やってくれていたのですが。

当時の私は
なかなか良いところに目を向けられずにいました。(今考えると悪いことしたなあ)

「THE GOOD LIFE」は
ハーバード大学の長年にわたる幸せの研究が解明した
幸福で健康な人生を送る鍵を教えてくれます。

本書では、なにより大切なのは人間関係と書かれています。
私は、その中でも
パートナーとの関係性についての部分が
とてもささりました。

おどろいたのは、
パートナーとの関係性がいい夫婦は
相手には関係のない小さな自分の違和感なども
共有し、受け入れあっていたということ。

私は、育児に関するモヤモヤは
夫に話したりしたこともありましたが、
育休をとっていることによる
自身のキャリアに関するモヤモヤや不安は
あまり話していませんでした。

正直、夫はキャリアを失っていないし
私の悩みはわからないと思っていたからです。
話したところでどうにもならないことだとも思っていました。

でも、自分の中で留めておくことで
夫に対してモヤモヤしてしまうこともあったし、
冒頭で書いたような羨ましさもありました。

この状態が続くのはよくないな…という思いが
この本を読んでより強くなったのです。

そこで、ある日思いきって全部話してみました。
「これからもあなたといい関係を築いていきたいからこそ本音を話すけど…」の前置きをして。

話した直後は、やはり驚いていました。
「本当に全部が全部話すことがいいのかなあ」とも話していました。
でも、受け入れてくれたのはありがたかったです。

そして、その後も事あるごとに私の気持ちを気にしてくれるようになったり、
つかれた様子だと「大丈夫?」と心配してくれるようにもなりました。
私自身も一度話してすっきりとして、1人でモヤモヤを抱え込むことがなくなっています。

これからも価値観が違うことを話すことで知り、
それを受け入れ合っていけたらいいなあと考えています。


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