見出し画像

【遊戯王デッキ紹介】ネバーエンディングナイトメア【パーペチュアルキングデーモン】

はじめましてサワティガといいます。
自分なりに満足できるデッキが出来たので備忘録がてら紹介する記事を作成することにしました。
はじめての記事作成のため至らない点もあるとは思いますが、よろしくお願いします。


デッキレシピ

パーペチュアルキングデーモンとデコードトーカー・ヒートソウルを並べて、ドローとトリックデーモンの墓地送りによるサーチを繰り返して気持ち良くなるのがコンセプトのデッキです。

罠枚数は11枚と控えめですが、一度コンボが回れば罠を安定的に供給できるようになっています。
その罠で相手を苦しめ続けられること、デッキの軸であるパーペチュアル(永遠)キングデーモンと闇属性の夢魔鏡(悪夢)からネバーエンディングナイトメアというデッキ名にしました。



メインギミック

このデッキの主役はパーペチュアルキングデーモンです。

なぜか世間の評価の低いパーペチュアルキングデーモンですが、その効果には中々目を見張るものがあります。
簡単に説明すると、悪魔族の墓地送りを行う①の効果、墓地に送られた悪魔族をサルベージ、蘇生、デッキに戻すのいずれかを(ランダムで)行う②の効果の二つの効果です。

なんと、悪魔族限定ではありますがおろかな埋葬、死者蘇生といった制限カード級の効果を複数内包しているのです。
しかも、何故かリンクブレインズパック出身のくせに①、②の効果ともに名称ターン1どころかカードターン1すらない(弱いから)。

パーペチュアルキングデーモンの①の効果でトリックデーモンを墓地に送り、効果発動後、②の効果でトリックデーモンをデッキに戻すことで、次のターンに再度トリックデーモンを落とせるようになる、というループを形成できます。

ネックとなるのはパーペチュアルキングデーモンの①の効果を起動するための1000のライフコストを払う方法を用意することですが、逆に考えればそこさえ解決すればループを始動できるわけです。

しかし、そんな都合よく1000のライフコストを払う方法なんて……

あるんです。

しかも、ただライフを払うだけでなくついでに1枚ドローもできるおまけつきなので、どちらかと言えば罠ビートのこのデッキにうってつけ。
その上、相手ターンにも効果を使えるので、パーペチュアルキングデーモンで戻したトリックデーモンを次の自分ターンを待たずに再び墓地に送ることができます。

トリックデーモンでのサーチ先は悪魔の枝白銀の城の魔神像です。

妨害しつつデッキの悪魔族を墓地に送ってパーペチュアルキングデーモンのガチャ効果を使用することができるというこのデッキのためにあるようなカード


パーペチュアルキングデーモンとヒートソウルがそろったらワンドローしつつ悪魔の技をサーチしてターンエンド。
相手ターンになったら再びワンドローし、サーチ。
その後、任意のタイミングで悪魔の技を打ち場を荒らしつつ、任意の悪魔族をデッキから墓地に送り&パーペチュアルキングデーモンのガチャ。
通常罠を発動したことでサーチしたラビュリンス・デーモンを特殊召喚し、フェアーウェルカム・ラビュリンスをセット。

というように動くことで4アド+αを稼ぐことができとても気持ちがよいです。



夢魔鏡展開

パーペチュアルキングデーモンとヒートソウルを並べるためには悪魔族が二体と、サイバース族が最低二体必要になってきます。
中々難しいように見える条件ですが、悪魔族1体以外なら1枚で用意できるカードがあります。
それが夢魔鏡の逆徒-ネイロイです。

夢魔鏡の逆徒-ネイロイは1枚からモンスターを4体並べることができるクソ強カードなのですが、その4体を悪魔族1体、サイバース族リンク1、サイバース族リンク2に変換することができます。

展開に必要になるのは以下のカードです。

夢魔鏡の逆徒-ネイロイでの基本的な展開ルートを記述しますが文章の簡略化のため、以下の略称を使用します。

・夢魔鏡の逆徒-ネイロイ→黒ネイロイ

・夢魔鏡の使徒-ネイロイ→白ネイロイ

・夢魔鏡の夢魔-イケロス→黒イケロス

・夢魔鏡の乙女-イケロス→白イケロス

・夢魔鏡の聖獣-パンタス→白パンタス

・闇黒の夢魔鏡→黒鏡


まず、黒ネイロイを通常召喚し白ネイロイをサーチします。
白ネイロイは黒ネイロイがいれば特殊召喚できるので、そのまま特殊召喚。
黒ネイロイの効果で白ネイロイをリリースして黒鏡をサーチしつつ白イケロスをデッキから特殊召喚します。
特殊召喚した白イケロスの効果で白パンタスをサーチします。
そして、手札の黒鏡を発動します。
すると、白イケロスの効果が使えるようになるので、自身をリリースしてデッキから黒イケロスを特殊召喚します
特殊召喚した黒イケロスの効果で、手札の白パンタスを特殊召喚します。
特殊召喚召喚した白パンタスの効果で夢魔鏡を蘇生できるので、墓地に行った白ネイロイを特殊召喚します。

これで、盤面には黒ネイロイ(悪魔族)、黒イケロス、白ネイロイ、白パンタスが並びます。
黒イケロスでリンクリボーをリンク召喚、白ネイロイと白パンタスでセキュリティドラゴンをリンク召喚できるので、ヒートソウルをリンク召喚することが可能となります。

最終的には悪魔族である黒ネイロイとヒートソウルが並んでいるので、後は悪魔族を1体用意するだけでパーペチュアルキングデーモン、ヒートソウルという本デッキが目標とする盤面を形成できます。



+悪魔族1体

残りの悪魔族を用意する方法ですが、本デッキでは2つ用意しています。
まず1つ目が、白銀の城の召使い アリアーヌです。

黒ネイロイの効果は通常召喚時だけでなく特殊召喚時にも使用できるので、アリアーヌで黒ネイロイをリクルートするだけで目標の盤面が成立します。


もう1つの方法が、ガーベージ・ロードです。

ガーベージ・ロードは手札から特殊召喚できる悪魔族モンスターですが、条件はライフを2000払うだけで、場に依存しないので黒ネイロイと共に手札にあれば、目標の盤面が成立します。
ただ特殊召喚するだけのカードではありますが、専用のサーチカードであるガーベージ・オーガも存在するので、類似カードと比べて手札に加えやすいという利点があります。

また、この手の特殊召喚するだけのカードは、素材以外の役割を持ちづらいのですが、このモンスターはライフを2000払って特殊召喚するのでパーペチュアルキングデーモンの墓地送り効果を起動することができます。
ライフを2000払うことで墓地に送れるカードには彼岸の悪鬼 スカラマリオンがいます。

もうこの事実だけで強いということがわかると思いますが、このデッキではデスガイド、黒ネイロイをサーチして次ターンに備えることや、シャンドラをサーチしてラビュリンス要素にタッチすることができます。

スカラマリオン以外にも白銀の城の魔神像を落とすことも可能です。

スカラマリオンと違い、墓地に送った後にパーペチュアルキングデーモンの②の効果で1の目を出して手札に加えるか、6の目を出して蘇生しなければ直接的なアドにはつながりませんが、状況によっては挑戦するのもありかなと思います。



デスガイド展開

アリアーヌ+罠、黒ネイロイ+ガーベージカードで盤面を作成できると書きましたが、初動としては細いです。
そこで、魔界発現世行きデスガイド+ガーベージカードでも目標盤面を作れるルートも組み込んでいます。

まずデスガイドで魔犬オクトロスをリクルートし、彼岸の黒天使 ケルビーニをリンク召喚します。

場から墓地に送られたオクトロスの効果でデストーイ・マイスターをサーチし、ケルビーニでエッジインプ・シザーを墓地に送ります。

これで、墓地のエッジインプシザーを特殊召喚して、デストーイ・マイスターのP効果を使うことで黒ネイロイをリクルートできるので夢魔鏡展開に入ることができます。
ただ、このルートの場合、夢魔境展開に少しアレンジが必要になります。

白ネイロイを特殊召喚、黒ネイロイで白ネイロイをリリースして黒鏡をサーチしつつ白イケロスをデッキから特殊召喚するまでは同じですが、そのあとに黒ネイロイとケルビーニでリンク素材にできる悪魔族リンクモンスター(トロイメアなど)をリンク召喚します。

そして、手札の黒鏡を発動し、白イケロスの効果でデッキから黒イケロスを特殊召喚、特殊召喚した黒イケロスの効果で、手札の白パンタスを特殊召喚し、白パンタスの効果で黒ネイロイを蘇生します。
ここまでの展開で場に悪魔族リンク、黒ネイロイ、黒イケロス、白パンタスをそろえることができます。

次に悪魔族リンクと黒ネイロイでパーペチュアルキングデーモンをリンク召喚するのですが、このタイミングで手札からガーベージ・ロードの特殊召喚を行うことでデッキからスカラマリオンを墓地に落とせてウマ味です。
後は黒イケロスをリンクリボー、白パンタスとガーベージ・ロードでセキュリティドラゴンをリンク召喚してそれらでヒートソウルを出して完成です。

このルートの場合、ライフを計4000払うことになりますが、スカラマリオンを墓地に落としているので、エンドフェイズに白銀の城の竜飾灯をサーチして効果を使うことで悪魔の技とビッグウェルカム・ラビュリンスをセットすることができるので盤面としては一番固くなります。

また、副産物的効果として展開の過程でエッジインプシザーで手札をデッキに戻せるのでトリックデーモンや夢魔鏡などの素引きをケアすることが可能です。



サブギミック

メインギミックに入る手札は複数あるとはいえ、パーツがそろわずに動くことができないことはままあります。
そうなった時に何もできないというのは問題なので、メインのギミックとは別にある程度は動けるようにしています。

黒ネイロイ始動

夢魔境展開で4体並べられるというのは上述した通りですが、その内二体は星3のモンスターなのでケルビーニを出せます。

ケルビーニでは魔サイの戦士を落とします。

魔サイの効果で任意の悪魔族を墓地に送れますが、盤面には黒イケロスと白パンタスが残っているので、この二体でデスキャスターを作ることで落とした悪魔族をそのまま蘇生することができます。

大型を増やしたいなら、ラビュリンス上級を落として蘇生できますし、罠が不足しているのならトリックデーモンを落として蘇生先を魔サイにするなど状況に応じて変えることができます。



デスガイド始動①

デスガイドのリクルート先をスカラマリオンにするルートです。
ラビュリンス寄りの動きになります。

デスガイドとリクルートしたスカラマリオンでケルビーニを出します。
ケルビーニで魔サイ、魔サイでトリックデーモンを落として、悪魔の技をサーチしてセット。
その後、エンドフェイズにスカラマリオン効果でシャンドラをサーチしてそのままシャンドラ効果発動、大歓迎をセットします。

このままだと場に悪魔族がいないため悪魔の技を使用できないので、相手ターンになったら大歓迎でレディラビュリンスかアリアーヌを特殊召喚し、ケルビーニをバウンスして条件を満たします。



デスガイド始動②

手札にガーベージカードがないときにデスガイドでオクトロスをリクルートする、若干魅せルートです。

デストーイマイスターのP効果で出した黒ネイロイでの夢魔境展開で出した4体の内2体でプロキシー・F・マジシャンをリンク召喚し、残りの2体で夢魔鏡の魘魔-ネイロスを融合召喚でします。

黒ネイロイ展開の中で黒鏡を確実に発動しているので、モンスター効果無効が使えるため、ただ出しただけにならないのがポイント。

また、残ったケルビーニとプロキシーFマジシャンでリンク4を出せるのでアストラムとかグリフォン等をリンク召喚できます。

盤面として強いかというと疑問符が付きますが、最小限の夢魔鏡の出張メンバーで無理なく切り札を出せるのは気に入っています。



その他カード

悪魔の技で落として墓地の好きな悪魔をサルベージするために採用。

大歓迎を入れていて採用しない理由がない。

上振れ札。
サーチした悪魔の枝で②の効果を使えるので入れていますが、別になくてもいい。
何なら事故要因なので抜いたほうが良い

汎用除去罠。
迷宮城の白銀姫とフェアーウェルカムでのサーチ先候補。
悪魔の枝で対処できない耐性持ちを突破することができればよいので、何を採用するかは好みの自由枠。



おわりに

これでデッキの説明は以上になります。

パーペチュアルキングデーモンの効果を起動できるカードの中でチキンレースは有用なほうではあるけど場に残る問題を解決できなかったとか、夢魔鏡は素引きがゴミすぎるから枚数をしっかり検討する必要がある、とか書けていないことは多数ありますが、そこまで書こうとしたらきりがないのでこの辺にしておきます。

ターン1がないカードとか、棚ボタで新規が追加されるカテゴリ(忍者等)が好きなので、その辺のデッキも今後紹介できればと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?