【遊戯王デッキ紹介】エンライトメイト(雷溟開闢ver.2)【先行3ドロー】
サワティガです。
今回のデッキは以前作成した《空牙団の大義フォルゴ》の効果での先行3ドローを狙うデッキの改良版になります。
溟界ギミックとスネークアイギミックを搭載しています。
溟界ギミックの詳細については前のnoteに書いたので、主にスネークアイギミックと変更点について書きます。
デッキレシピ
まずデッキレシピです。
ホルスセットの代わりにスネークアイセットを入れました。
それに伴い、手札コストの必要性が減ったため関係でヴォルカニック関連のカードも抜いています。
また、空牙団の枚数がブラーヴォとフィロが増えたことにより12枚に増え、より空牙団デッキらしくなりました。
ちなみにデッキ名は炎属性、フォルゴの雷鳴、溟界から一文字ずつ取り、啓発を意味するエンライトメントをもじったものです。
「炎雷と溟と」ってことですね。
みんなもフォルゴで3ドローしよう!
って意味の名前です。気持ちいいよ!!
先行3ドロー成立に必要な要素
以前のnoteに書いたようにフォルゴ効果での3ドローを成立させるためには以下の条件を満たす必要があります。
・L素材用に種族の異なる3体を並べる
・空牙団モンスターがフォルゴ以外に2種類存在する
・相手の場にカードが存在する
・相手のカードを破壊する
この内、特に重視すべきは
・L素材用に種族の異なる3体を並べる
・相手の場にカードが存在する=的を作る
という条件です。
送りつけギミック
コードブレイカーセットのみの採用としました(詳細については前回のnoteに書いたので省略します)。
前回は《ヴォルカニック・トルーパー》も併用していましたが、アクセス方法が素引きする、あるいは《スネーク・レイン》からの展開で《ヘルフレイム・バンシー》からサーチする、成功率がお世辞にも高くなかったこと、ホルスを不採用としたことでヴォルカニックバレットの必要性が下がったことから不採用としました。
素材を揃える
送り付けに使うリンクモンスター2体を作るためにリンク素材としてモンスターを4体が必要になりますが、その上でフォルゴを作るには追加で一体用意しなければなりません。
その手段として新しく目を付けたのがスネークアイです。
スネークアイは《蛇眼の炎燐》が登場したことにより、《スネークアイ・エクセル》1枚からフォルゴのリンク召喚を行うことが出来るようになっていました。
エクセルへのアクセス手段の多さから可能性を感じ、ポプルス登場時から検討自体はしていたのですが、送り付けまではできてもそのうえでフォルゴを出そうとするには要求条件が厳しかったために、採用までは至っていませんでした。
しかし、《蛇眼の大炎魔》の登場により状況は一変します。
このカード、自身が場に出ながら永続魔法扱いのモンスターを増やすことが出来るのでスネークアイの共通効果によるリクルートを二回行っても場のモンスターが減らなくなったため、実質的に損失無く、最強スネークアイである《蛇眼の炎龍》を展開に絡められるようになったのです。
展開は後述するため省略しますが、このおかげでエクセル一枚からフォルゴの3ドローが確定しました。
初動
基本的な初動は溟界展開と今回追加したスネークアイ展開の2種類です。
それぞれ単体で完結しているので組み合わせて使うことも可能です。
スネークアイ展開:《スネークアイ・エクセル》始動
完全な一枚初動となります。
エクセルを特殊召喚できればよいので、純粋な一枚初動ではなくなりますが、黒魔女、罪宝狩り、ワン・フォー・ワンからも同様の動きを行うことが可能です。
溟界展開:《スネーク・レイン》+手札コスト1枚
一番の上振れ展開になります。
必要な二枚以外の手札とドローで最終的な盤面は変わるので、それらに依存しない確実なルートを2パターン記述します。
どちらの場合であっても、ドロー次第でより展開が伸びます。
・Aパターン
バンシーでのサーチ先をエクセルにする場合のルートです。
展開過程でデッキが結構圧縮されるのでドローの質があがります。
展開中に手札に空牙団カード(フィロ)を確保しているので、相手ターンに炎龍か蛇眼神殿でラファールを特湯召喚することで一妨害が出来ます(おまけで手札を1枚増やせます)。
また、墓地にレクスがいるので任意の空牙団の蘇生も可能です。
妨害としては
・ラファールのモンスター効果無効
・マスカレーナでリトルナイトL召喚しての除外
・相手の特殊召喚をトリガーに墓地の咎姫の蘇生&破壊(自分場からはアンブロエール破壊)
になります。
・Bパターン(召喚権不使用)
バンシーでのサーチ先をポプルスにする場合のルートです。
手札次第ではこちらを採用することでリソースを残せます。
あまり使う理由はないかも……。
相手ターンに炎龍か蛇眼神殿でドナを特湯召喚することでドンパの破壊効果を発動できます。
空牙団が3体になるので同時にフォルゴの3ドローも可能です。
妨害としては
・ドンパのモンスター破壊
・相手の特殊召喚をトリガーに墓地の咎姫の蘇生&破壊(自分場からはアンブロエール破壊)
になります。
溟界展開:《冥界の滓-ナイア》+モンスター1体+空牙団モンスター
下振れ展開です。
前回の時と展開は同じですが、デッキの空牙団率が上がったので成功率自体は上がっています。
3ドロー後の展開が伸びるかどうかはお祈りです。
エクセルの特殊召喚手段が来れば盛れる。
採用カード
今回追加したカードの採用理由です。
それ以外のカードについては以前のnote参照。
メインデッキ
空牙団の闘士 ブラーヴォ
前回は弱いので不採用と書いていましたが、咎姫の登場により空牙団唯一の炎属性という個性が活かせるようになりました。
墓地にブラーヴォがいる状態だと、ドナの蘇生効果を咎姫をコストにすることで使用できるため、炎属性縛りを外せるという小技です。
爬虫類のためスネークレインで墓地に送れるのもメリット。
空牙団の伝令 フィロ
スネークアイの採用によりリサイトスターリングを出せるようになったため、手札に加えやすい空牙団としての採用です。
下級空牙団の効果トリガーの他、ラファール、ウィズの手札コストとして使用します。
単純に自身効果で横にモンスターを並べられるのも優秀。
EXデッキ
《セキュリティドラゴン》
トークン2体からでも出せる上下マーカー持ちのリンク2モンスターです。
以前はリプロドクスを採用していましたが、フォルゴの素材にした際にレクスをリクルートしたい場面が多かったので入れ替わりの採用となりました。
欲を言えば機械族が良かった。
《リンクリボー》
下級スネークアイをサイバース族に変換することが出来るのでフォルゴ、ドナの素材にしやすいです。
一度出した後は繰り返し使えるのも優秀。
《賜炎の咎姫》
炎属性を多く採用しているため、強力なサポートということで入れました。
ドンパがいる状態でブラーヴォを蘇生すればドンパ効果を起動できるので、空牙団的にも採用理由があります。
炎縛りが少し厳しいですが運用でカバーできる範囲です。
《ピットナイト・アーリィ》
咎姫の炎属性縛りを解除するためと、空牙団が苦手な破壊耐性持ちを突破するための採用です。
《揚陸群艦アンブロエール》
咎姫の炎属性縛りを解除するためと、後続確保のための採用です。ファンドラ弱すぎるから空牙団の団員はこの船に乗った方がいいんじゃないかな。どの効果も空牙団とシナジーあるし……。
《LL-リサイト・スターリング》
フィロをサーチできます。
あと、心許ないフォルゴの打点を3000にしてくれます。
おわりに
デッキの空牙団濃度を上げつつ展開と出力の安定感を上げることが出来て満足しています。
ただ、スネークアイ強すぎる気がするので規制が来そうですね。
黒魔女が1枚、原罪宝が2枚なのは規制読みです。
個人的にはエクセルの枚数が減らされると思っていますが、エクセルが減った分には篝火とか入れればよいので影響はあまりないかな(篝火高いから持ってないので財布にはダメージです)。
ポプルスが禁止になったら終わりです。見逃して。
あと、ホルスセットを抜いた理由ですが一番大きな理由はスネークアイセットを入れる枠を作るためです。
ホルスセットだけで9枚、手札コスト用のヴォルカニックで4枚も合わせると計13枚とスネークアイセットとの両立は流石に厳しかった。
EXもカツカツですしね。
今はメメントを使っての空牙団デッキを検討しています。
ゴブリンライダーからメメントゴブリンにアクセスすればいけるのではと思ってますが果たしてうまくいくかどうか。
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