■2019/9/21の『山梨女児不明』、小倉美咲ちゃんの遭難事件: 一緒に捜索の呼びかけ

■2019/9/21の『山梨女児不明』、小倉美咲ちゃんの遭難事件: 一緒に捜索の呼びかけ
      version 1.0 (2021/9/28 [たまたま私の誕生日])
  文責:澤田石 順(秋田高校山岳部OB、登山愛好者、銀座山の会会員)
   メール⇒ jsawa@nifty.com
   twitter⇒ https://twitter.com/sawataishi @sawataishi
   facebook⇒ https://www.facebook.com/jun.sawataishi
   note⇒ https://note.com/sawataishi
  ▼所属: 全国医師ユニオン、東京保険医協会(勤務医委員会)、医療制度研究会、
   NPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会、線維筋痛症友の会、ポリオの会、CFS支援ネットワーク
  ▼職場: 鶴巻温泉病院/回復期リハビリテーション病棟専従医(2002年2月~)
   〒257-0001 神奈川県秦野市鶴巻北1-16-1 0463-78-1311
  ▼自宅:〒227-0048 横浜市青葉区柿の木台10-5-503 Tel/Fax 045-971-3572

★本文書の所在⇒ https://note.com/sawataishi/n/nfa2d6d4f7b79

@@@呼びかけ
 小倉美咲ちゃんの捜索、個人的に開始する決意を固めました。もしも、一緒に行動する気持ちになる方がおりましたら、ご連絡お願いします。沢登りの経験がある方は特に大歓迎です。今週の土曜(10/2)を第一回にしたいと考えております。神奈川県山北町の丹沢ビジターセンターから沢に入り、県境まで沢を登りつつ探したいなと。日程はまだ決まってません。10月中に第一回目の予定です。なお、連絡はメールが一番良いですが、職場とか自宅の電話でも遠慮なく。
 2019/9/21、美咲ちゃんは山梨県道志村のキャンプ場で行方不明となり、いまだにみつかっておりません。万に一つの可能性として、キャンプ場がある椿沢を登り、県境の尾根に到達して、神奈川県の沢に迷い込んだことが考えられます。山梨県警が捜索の主体ですが、神奈川県側の沢を神奈川県警に依頼して捜索していないかもしれません。このことが個人的捜索の理由。詳しい経緯についてはは以下のすさまじい長文をお読みください。

@@@小倉美咲さん、美咲さんの母、関係する報道等についてのメモ
- homepage⇒ https://misakiogura.com/
★2021/9/20 母よりのメッセージ⇒ https://misakiogura.com/believe-20210920/
★母への情報提供はこちらより⇒ https://misakiogura.com/information-provision/
- 小倉美咲さんの母(とも子さん)のtwitter⇒ https://twitter.com/dogcatbuddy @dogcatbuddy
- 母のブログ⇒ https://ameblo.jp/buddy-dogxcat/

- youtubeでの動画は⇒ https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B0%8F%E5%80%89%E3%80%80%E7%BE%8E%E5%92%B2

- 朝日新聞社 2019/10/22 『「信じる気持ちは変わらない」 小倉美咲さん行方不明から1カ月』⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Uj6i6my8tTU
"【情報は大月署(0554・22・0110)へ】山梨県道志村の椿荘オートキャンプ場で千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)の行方がわからなくなってから10月21日で1カ月が経った。警察は事件の可能性も視野に情報収集を続けるが、手がかりは見つかっていない。キャンプ場は台風19号の影響で大きな被害を受けた。「信じる気持ちは変わらない」。家族は新たな動画を公開し、チラシを作って捜し続けている。新たに公開した動画には、美容室で髪を切ってもらったり、布団の上で歌ったりする美咲さんが映っている。
 県警や消防、自衛隊などが延べ約1700人を投入した大規模捜索は、行方不明から16日目の今月6日に打ち切られた。その後、民間の捜索ボランティア団体が設立され、山中などの捜索を続けた。だが、12日に上陸した台風19号に伴う大雨で沢が氾濫。キャンプ場には岩や倒木が散乱し、広場や道路はえぐられた。
 県警はキャンプ場利用者や周辺住民、別荘利用者らへの聞き込みを続ける。美咲さんは身長約125センチ。黒色の長袖Tシャツにジーンズ姿で、緑色のスニーカーをはいていた。情報は大月署(0554・22・0110)へ。"

- ★必見★ NHK 2021/9/20 『小倉美咲さん母親の手記【全文】キャンプ場行方不明から2年』⇒ https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/shougen/shougen20-3/

- ★必見★ NHK 2021/8/7 『[ネタドリ!] 山梨女児不明 家族の日々』⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Gha08-2inXM
 (※誕生日は5/13とのこと。妻の誕生日は5/14と一日違い、13×2の26は父の命日、縁を感じる)

- テレビ朝日 2021/9/20 『小倉美咲さん行方不明から2年 母親にネット中傷も』⇒ https://www.youtube.com/watch?v=C2ULS7jCASw

- テレビ朝日 2021/9/20 『山梨女児不明あすで2年 母親「捜すことに集中」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=0uihxhwKh7Q

- テレビ朝日 2021/9/21放送 『小倉美咲さん不明2年 キャンプ場周辺改めて捜索』⇒ https://www.youtube.com/watch?v=dNjyD2HJE24
 引用  "山梨県のキャンプ場で、小学生の小倉美咲さんが行方不明になってから
 21日で2年になります。警察はキャンプ場の周辺を改めて捜索しています。"
   ※キャンプ場の周辺を探しているのであり、稜線を超えた神奈川県側を
    新たに、あるいは再度捜索しているのではないと確信される。

- フジテレビ 2021/9/20『小倉美咲さん行方不明 あすで2年 キャンプ場で女児に何が...』⇒ https://www.youtube.com/watch?v=sUvs2iB0cbM

- フジテレビ 2021/9/21 『捜索続ける母「1つでも情報を」 小1女児不明から2年 きょうも捜索続く』→ https://www.youtube.com/watch?v=jPgmnnXN4Q8

@@@はじめに and 要点(←本文書の)
 2019/9/19の小倉美咲ちゃんの行方不明事件については、当時から心を痛めておりました。私は山登り(特に沢登り)をする者の一人でありまして、遭難事件があった道志村のキャンプ場で宿泊したことがしばしば。山梨県道志村の反対側にある神奈川県の世附川支流のいくつもの沢では山伏峠経由で幾度も遊んでおります。
 山梨県警が全力で捜索したのに半月経過しても見つからないと知ったとき、私は幼児では考えにくいけども稜線を超えて、神奈川県側の世附川流域に迷い込んだのではないかと思ったのでした。もしかしたら、山梨県警は幼児が沢を登り、稜線まで到達して神奈川の沢に迷い込むことは想定外として排除しているのではないかと。当時、個人として山梨県警に捜索範囲を神奈川県側に拡大することを提案するべきかと思ったものの何もせず。
 2020/9/19、東京新聞にていまだに美咲ちゃんがみつからないとの記事を見たときも、同様のことを思い、個人的に探してみようかとも思いましたが、何もすることなし。
 昨日から本日(2021/9/28)まで、再度検討しまして、大いに反省し、認識を新たにして、これからどうすべきかの覚悟を決めました。以下、要点を記します。

第一、私が想定していた神奈川県の世附川支流(山北町)への迷い込みは全くの見当違い(あり得ない)であり、同じ山北町の河内川領域こそが、最優先の捜索対象であろうこと。
第二、捜索主体である山梨県警大月署は美咲ちゃんが稜線を超えて神奈川県山北町に迷い込んだ可能性を排除していた公算が高いと判明 -- 電話で話した時の印象のみでなく、2020/9/19の新聞記事に示されている"主たる捜索範囲"の図示にては神奈川は範囲外。
第三、私は個人的にできることを開始する。共に行動する方(基本的に沢登り経験者に限る)を募集する。

念のために明言しますが、本文書に記載している私の仮説(美咲ちゃんが椿沢を県境・稜線まで登り、神奈川県側の沢で遭難して、今でもそこにいる)は私個人の思いつきであり、物的証拠も言葉による証拠も全く確認できてません。客観的に、この仮説は99%以上の確率で間違いでしょうが、完全に排除することは原理的に不可能です。キャンプ場で行方不明になった幼児が、二年(以上)経過しても見つからないことは、これまで何人でしょうか? 私はそのようなことがあった事例を知りません。大地震、大津波、大噴火のごとき巨大な自然災害後、10年経過してもみつからないことはしばしばあります。

 私は美咲ちゃんを見つけるために、個人として行動すると決意しました。共に探したい方は、電話でもメールでいいので、できるだけ速やかに連絡をと思います。沢登り経験がある方が望ましいのですが、そうでなくても気持ちが強い方なら大歓迎です。私個人の捜索が結果を出す可能性は0.01%未満でしょうけども・・。

@@@私個人の思考経過
 非常に長いのですが、あえてそのまま記載しております。一人で勝手に捜索する決意ではありますが、二人、三人と仲間が増える方がよいことは当然ですね。短くまとめて呼びかけるのもいいのですが、気持ちが伝わらないので、おそらく誰も一緒に探そうとはならないと思うのです。気持ちが伝われば、私も参加したいという人が一人くらいいるかもしれません。ということで、長々と記すことにします。

@@2021/09/12(日) 『山梨不明女児』東京新聞に掲載、昨年9/19は『山梨女児不明』のタイトル
"9/11 母のとも子さん(38才、千葉県成田市)が11日、山梨県鳴沢村の道の駅でポスターの張り替え"
 昨年9/19の記事も見る(切り抜き保存)。稜線の反対側が捜索範囲にないことをようやく知る。もともと稜線越えての疑いを当時からもっていた。おそらく神奈川県側の沢での捜索はしてないのであろう。悔やまれる。その夜は悶々として過ごす。

@@2021/09/13(月) 当直入りの夕方。山梨県警に意を決して電話した
 警察は決して詳しいことは話さないことは知りつつ。私の名前、職場、連絡先、住所などすべて伝えた。メールアドレスを教えようとしたら、メールでの連絡はしないとのこと。今時、なんなのだ。
 ともあれ、担当警官の態度は真摯・真剣。
Q1: 神奈川側を捜索したか? yes/noまたはノーコメントのうち、ノーコメントと予想
A1: 回答はできない  ※これは当然。感触としては NO ではないとの印象
Q2: 個人的に捜索したい。その場合、警察に届けないとならないのか
A2: そういうことはない
Q3: 捜索範囲をこれまでよりも広げる考えは?
A4: 回答できない

 私は最後にこのような内容を伝えた。
1)二年も探して見つからない理由は大きく二種類
 i) 拉致・誘拐されており、生死にかかわらず、現地付近にはいない
 ii) 今でも美咲ちゃんは現地の近く、ただし捜索範囲の外にいるこ
ii)が真実と仮定すると、もっとも考えられるのは稜線を越えた神奈川県側にいるではないか?
 ※神奈川県側をそれなりに捜索したかもしれないが、警察はそれをしたのかを回答できないと

2) 私は神奈川県側を捜索してない(していても不十分だった)との仮説で個人的に探したい。まだそうすると決めてはいないけども・・・(私は沢登りを20年以上しており、私個人にとっての危険はきわめて小さいのでご心配なく)
・できれば、神奈川県警にもう一度(あるいは初めて)捜索依頼して欲しい
・もしも私が個人的に創作するならば、アンドロイドアプリでGPSに行動を記録しつつ、下流から稜線(山梨神奈川県境)まで沢をたどる
・もしも、ご本人を発見した場合、一切触れることなく、時間を記録し、写真撮影、そして遅滞なく、いささかも周囲の岩や土砂に触ることなく、直ちに山梨県警大月署(0554-22-0110)に連絡する。
・ご本人に関係する疑いが全くないとは言えないような物(遺留品等)を見つけた場合、時間を記録し、写真を撮影する。
 以上のごとく電話で語った。
 ※ここからは、電話では話してなくて、本日(2021/9/28)考えた細かいこと
 ・疑いが強い遺留品ならば、手袋をつけて、土砂を取り除けて取り出して、
  写真撮影し、ビニール袋に保存する。流されるかもしれないから。
  場所はGPSに記録しているので特定できようが、10cm単位ではないと思うので
  後から確実に場所を特定するために、台風による大増水でも流されないところに
  ケルンを積むなどして目印しておく。目印も写真撮影する。
  ビニール袋に入れた遺留品疑い物についての扱いは次のいずれかまたは両方
   a)直ちに大月署に連絡して指示を求める
   b)神奈川県山北町の所轄交番に提出、印刷した本文書(メモ)と共に。

@@2021/09/27(月) 大月署に電話した二週間後の当直にて考えたこと
 9/26日曜(父の命日)には妻と富士山登頂(幸運にも初冠雪)。非常に疲れていたためか悪夢(山でルート失ったり、悪人から追いかけられたりと散々なるも、いつものごとく最悪の事態にはならずに、あいまいな結末)。
 目覚めたら、美咲ちゃんの遭難事件をことを思い出した。二週間前の当直入り(9/13)の夕方、山梨県警大月署に電話していたが、その後私は何もしてなかったし、具体的行動の予定は決まってなかった。大いに反省して、当直中に再検討しようと、新聞記事の切り抜きと地形図を職場に持参。(半月経過しても大月署からは何の連絡もないことは、私の意見には何の効果無しの証明であろうし、大月署は9/21の記念日周辺での対応にて、美咲ちゃん捜索について今年は終了だと感じられた)
 
 夕方16時過ぎ、当直室にて、西丹沢の詳しい地形図と昨年9/19の東京新聞の記事を手に取り、椿沢を「発見」!!。なんと、ようやく椿沢を同定できた。

▼椿沢 - 道志村キャンプ場がある場所
 キャンプ場の標高は550mほど。椿沢をつめてのコル(孫六峠)は1340mと標高差は790mもあるが、等高線は比較的緩い。幼児でも2日かけたら到達できると思える。
 椿沢をコル(峠、登山道)まで登った仮定で、遭難するとしたら、稜線の反対側による河内川領域であろう。稜線の登山道を歩いてそのまま倒れたら登山者が見付けていたであろう。
 
 私は遭難場所の椿沢は道志村の道志川のかなり上流だと思い込んでいたのだ。道志川上流の反対側にある神奈川の沢はいくつも登っており、その領域(世附川流域)こそ捜索対象だと思い込んでいたのであった。私が勝手に思い込んでいた道志川上流を含む地形図には椿沢は無しなので、小さな沢だから記載されてないのだと勝手に確信していたのだ。
 椿沢の反対側である神奈川県の河内川・白石沢こそが最優先で捜索するべき対象と判明して大反省。。同時に、びっくりしたのは、この7~8月に四度も計画して天候不順で中止していたモロクボ沢は河内川・白石沢の支流だということ。
 美咲ちゃんがもしも椿沢を登り、稜線を超えて白石沢流域に迷い込んでいたら、稜線を西に歩いて、白石沢支流のモロクボ沢流域に降りて遭難していた可能性も否定できないのだ。もしも、私(と妻等)がモロクボ沢を遡行していたら、遺留品を発見していたかもしれない(モロクボ沢はよく遡行される沢なので、同沢本流にもしも美咲ちゃんが迷いこんでいたら既に見つかっているはず)。
 すなわち、河内川・白石沢の本流が最優先の捜索対象であり、白石さわ支流のモロクボ沢とその支流は第二あるいは第三番目の対象だと考えられた。

▼具体的計画 - 河内川・白石沢から県境まで沢を登って捜索
・西丹沢ビジターセンターから白石沢に入り、県境の孫六峠(破風口)まで登る
 沢の名前は白石沢⇒ザレノ沢(崩レイ沢)⇒孫六沢に。峠までは堰堤が11もあるので、2019年の台風19号による激流があったとしても、西丹沢ビジターセンターまでの間で見つかる公算が高いのてはないか?

@@2021/09/28(火) 当直明け
 昨日朝9時からの仕事は、本日の9時で終了。帰宅して落ち着いて、14時から本メモを書き始めた。
 美咲ちゃん遭難の秋、あの台風19号が日本を襲ったことを思い出した。荒川が氾濫寸前だったのだ。私の記憶では9月だったような、確認してみた。
ウィキペディアより引用
"令和元年東日本台風(れいわがんねんひがしにほんたいふう、令和元年台風第19号、アジア名:ハギビス/Hagibis、命名:フィリピン、意味:すばやい)は、2019年(令和元年)10月6日3時にマリアナ諸島の東海上で発生し、12日に日本に上陸した台風である[1]。静岡県や関東地方、甲信越地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした"
 あの台風第19号が美咲ちゃんの発見を妨げていた可能性はあると思う。遭難の後だったからだ。
 本日、五時間かけて長文を記した。
 美咲ちゃんをみつけたい。
#the end of this file


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