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The Shape of Water
久しぶりに『シェイプ・オブ・ウォーター』を観た。二次引用になると思われるが、映画で読まれる詩を、そのまま紹介したい。
※ 美しい映画だけど、グロテスクなシーンがいくつかあるので、鑑賞時はご注意ください。
たった一度、魂が震えるほどの悦びを
今ある幸せは未来永劫続くのだと、勘違いすることがある。実際はそうではなく、続いたり続かなかったりする。その喪失は時に、強く心を痛めつける。
喪失に苦しむのは、他人に期待しているからだとアドラーは言う。本来、他人を変えることはできない。それはわたしも同感だ。
しかし、アドラーはさらに、変えることができない他人に期待をするから、その期待が叶わなかったときに裏切られたと感じ、苦しみを味わうのだという
好きなことで生きていかない
わたしが就活をしているときは「自分軸」という単語が流行っていた。今もそうなのだろうか。昨今の就活事情には疎くなってしまったが、似たような単語や考え方は残っているのだろうと推測する。
わたしの通っていた大学は、言い方は悪いが、学費さえ払えれば入学できた。いわゆる地方の私立大学で、実態はひどいものだった。当然、中には努力している人もいたのだろうが、大半は勉強することを放棄した人で溢れていたように感じ