レート50の壁が破壊できない人の反省文。

元々身内で4人戦オンリーでわいわい遊んでいたドミニオン。
遊んでいるうちに「身内を出し抜きたい…」という邪な気持ちが浮かび、手を出してしまったレートバトル。
その先に待つものは4人戦とは別次元の世界。そしてレートの壁……。

2021年9月から金サブになり本格的にレート戦に打ちこみだして3か月。
200戦近く対戦したのにレート45から上がらず停滞してしまいました。一体どこにつまづいていたのか。それを理解するため負けたサプライを振り返り反省していこうというのがこの記事です。

とりあえずこの記事を書くために約100戦してきました。
そして、酷い負け方をしたなぁと印象的に残った対戦をピックアップしました。

銀貨に埋もれた市場

大市場庭園

自分が考えていたこと
・市場と大市場があるので購入がありあまるほどある。
・名品があるので銀貨が大量に獲得できる。
→デッキを銀貨でまるまる太らせた後に大市場と庭園を大量に買って特殊勝利点勝ちしたい。

結果
・相手は鉱山と市場を使って大市場を先に集めたので大市場を取り負けた。
・相手は大市場と市場両方持っているのでどんな引きでも常に複数の購入権を持っていた。
・対する私は最初にひたすら名品過払いをしすぎてしまったので大市場を買いはしたものの銀貨に埋もれすぎて購入権が出ないターンが多すぎた。
・相手は当初属州を買おうとしていたが、私が庭園を買い始めたのを見て庭園カット。私は大市場が引けなくて1ターンに1枚しか買えない弱いムーブが続く中相手は一度に複数枚庭園カットしてきたので十分な庭園枚数を確保できなかった。

振り返り
・デッキを太らせる前に市場を確保しなければならなかった。
・村がないと思っていたが、学園の村人トークンもある上、陣地もあるので行人が強かったかもしれない。
・大地の塩撒きがあったのでこちらで庭園カットされていた可能性もあった。
・そもそも購入も金量も大量に確保できるサプライは短期戦になりがちなので庭園ルートが正解ではなかったと思われる。
石工があるので3山でさっさと試合が終わる世界があったかもしれない。

追加1ターンは実質+1購入。

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自分が考えていたこと
購入がないのでどんなにコンボつなげても勝利点行動は1ターンに1回しか取れないはず。(祭壇で公領、鉄工所で屋敷が取れますが?)
・鉱山の村と廃棄しつつと出納官も打って金量をさっさと確保して先に属州を買い占めればよいのではないか。
・艦隊があるが属州を取り負けなければ点数差は覆らないのではないか。

結果
・自分は鉱山の村を即爆破し速攻をし、相手は村舞踏会(誘導付き)でコンボだったがお互い属州を買い占めるスピードはあまり変わらなかった。恐らく銅貨を押し付けられすぎて私のデッキ平均金量がどんどん落とされてしまったから。
・相手は艦隊購入、自分は未購入だった。このため8枚目の属州を買われた後の追加ターンで点差をつけられてしまった。
・相手が誘導と艦隊を買ってしゃがんでるターンがあるのに属州数が同じであるため、この時点で属州と公領分の点差がついているようなもの。

振り返り
・追加ターンを軽視してはいけなかった。金貨を買い足すターンのどこかで艦隊を買わなければなかなかった。
・祭壇で公領が取れるので属州を買うペースが同じならここで点差を付けなければならなかった。

同盟を結びましょう。

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自分が考えていたこと
・収税吏は弱い。
・貸馬屋は強い。首謀者や御料車を貸馬屋に使いたい。
・首謀者が貸馬屋とはちあわないと泣いてしまうので御料車で確実に重ね掛け狙った方がよさそう。
・同盟はあまり強い印象が無い。ヤギ飼いがあるので銅貨屋敷は廃棄はできるが、不要カードが一気に大量に降ってくるのは良くなさそう。
・脳が蕩けていたらしくアザラシの習性が全く見えていなかった。

結果
・相手は収税吏を買っていた。弱いとさんざん言われているカードを買ってるのだからこれは勝てるでしょという慢心が生まれた。
・更に相手は同盟も買っていた。これもまた自分は弱いと思っていたものを買われてさらに慢心。結局は公領と屋敷の点数で負けた。

振り返り
(下記はぐらわん師範のアドバイス)
・貸馬屋や動物見本市などアクションで十分な金量が出せるので銅貨を廃棄しきってよかった。廃棄しきってからヤギ飼を見本市に替えるとよかった。
・御料車より首謀者
アザラシの習性があるので、首謀者を安定して使用することができたはず。
貸馬屋を張ってから同盟を買うと馬が3枚貰える(属州・公領・金貨がコスト4以上)。首謀者(or御料車)を打っていれば更に増える。アザラシを打っていれば獲得した馬をデッキトップに置ける。故にこのサプライの同盟は強かった。

おまけ
・この対戦の二日前にアザラシの習性楽しいとほざいていた癖に見落としていた。前日に10時間ドミニオンをやっていたために脳が蕩けてしまったようだ。健全なライフドミニオンバランスを保つ必要があった。

遊べば遊ぶほど反省し学ぶところが尽きないゲームだな思わされます。
ですが、徐々にその学習を次の対戦へ活かしていけるのがドミニオンの醍醐味であるとも思います。
自分のようにレート戦で悔しい思いをされている方へ、それはあなただけではないぞというメッセージが伝わればいいな。

ここまでお読みいただきありがとうございました。