茶道の習慣が、日々を大切にする

そもそも大切って何だろう。

使いすぎたり、粗末に扱ったりしないように気を付ける様子

新明解国語辞典より

自分の習慣を振り返り、大切にしているものを考えてみる。

  • ランニング(走りすぎたり、歩いてしまったりするので違うかも)

  • ブログ(とにかく書くことを優先してしまっている)

  • 手帳(殴り書きが多いです)

  • 日記(過去の日記はどこへやら、大切にはしてないかも)

  • 瞑想(やりすぎ注意)

  • 俳句(つい見る方に時間をかけてしまう。丁寧に文字を選んはでいるけど。)

  • 茶道(これだ!)

大切にふさわしいのは「茶道」じゃないだろうか。
そもそも、「茶道」そのものが大切さを考える精神を宿している。
お菓子の食べ方、道具の扱い方、茶碗の持ち方、飲み方、眺め方。
一つ一つの所作が大切にせよと物語っている。
お稽古では敢えて大切にしなさいとは言われない。
それでも、お菓子の食べ方には規則があり、その規則は理にかなっている。
最もおいしくお茶が飲めるタイミングでお菓子を食べる。食べ方にも規則がある。
この絶妙なタイミングと規則は、日々の生活にも浸透している。
昼食を食べるとき、一呼吸置く。
箸を取り上げるとき、お手前になぞらえる。
食器を片付けるとき、手の形を意識する。
あらゆる場面で茶道の要素が顔を出す。
そのときにまた、お茶を点てたくなる。
朝6時に薄茶の手前をこなす。
所要時間は20分。
この習慣が日々の大切さに気付かせてくれる。
日々の大切な習慣が、いつの間にか、日々そのものを大切にしてくれる。
こんなに素晴らしい習慣を身につけられて、私は幸運だ。

#日々の大切な習慣

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?