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「NCT」私に推しが出来た話(完結編)

前編、中編に続き推しの話にお付き合いいただこう。

コロナ禍で数多のアーティストのワールドツアーが中止になっていた時期に、NCTを好きになった。そのころに発表されていたNCT 127(別ユニット)のワールドツアーの日程にはなんとオランダ、アムステルダムが組まれていたのだが、それも結局中止になった。

アイドルのコンサートに最後に行ったのは小6だったか中1だったか。
その後洋楽の世界にどっぷりハマっていき、ライブハウスやクラブなどには足繫く通っていたが、アイドルのキラキラしたコンサートというものには一切無縁となっていた。時は経ち、まさか50に手が届かんとする自分が再びアイドルのコンサートに行きたいと思うようになるとは!!人生の面白みとしかいいようがない。

正直に言うと、行ってみたいが、まずチケット争奪の具合が欧州の場合どの程度なのかもわからないし、「争奪」を乗り切れる意気込みがそもそも自分の性格には希薄なので、口では行きたい行きたい言っていても、実現するように思えていなかった。

・・・のだが!
なんと!

コロナ禍が落ち着いてようやく他国への行き来の自由が少しずつ戻り始めた今年、最推しのドリムがワールドツアーをやる!しかも欧州にも来る!腰が引けている私でもやはりソワソワしてしまう大ニュース到来。残念ながらアムステルダムは含まれていない。近いところだとパリ、ロンドン、そしてベルリン。しかし月末月初めなど、仕事との関連を考えるとどれも厳しめの日程ではある。ふむ・・・・。しかし7人揃った完全体のドリムだぞ?(韓国には兵役制度があるため完全体を見る期間がどうしても限定的になる)

行かいでか!!!と意を決した。

幸いパリでのチケットを、争奪を潜り抜けて取ることが出来た。
慌てて近隣のホテル、パリに行く電車のチケットなどの予約を完了させる。そして当日がとうとうやってきた・・・!

日本に住んでいるシズニ先輩が送ってくれた公式ペンライトを握りしめ、いざゆかん、会場へ!いやーーーもう、いやーーーーーー、もう、それはそれは素晴らしい時間だった。遠めの席ではあったけどメンバーの体格やサイズ感が伝わってくるし、大きなスクリーンで顔を大写しにしてくれるし、何度も何度も予習していったセットリストの大好きな曲たちを次々と歌ってくれて、踊ってくれて、「あの場を共に過ごした」というみっちりとした充実感が詰まった2時間強だった。最初の曲で出てきた時の衝撃的な格好良さ、曲ごとに表情をめまぐるしく変えていくプロ魂、アンコールで戻ってきた7人の楽しそうなパフォーマンス。最後の最後、一人ずつ挨拶をして去っていく時の「おつかれさま!」というありがたみと寂しさ。行って良かった!行ってこそ得られる体感としてのドリムであった!

以上でそろそろNCTという推しが出来た話を一旦終了にいたします。

昨日食べたもの:
アメリカンチェリー、おつまみ(アーモンドとスナック菓子)、ハーリング


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