表紙
花城がかわいくて夏がより待ち遠しくなった
1年で怖くないのは梅雨明けから真夏のピークまで。
正確には真夏のピークのちょっと前まで。
入るなって言われると入りたくなって
見ないでって言われると見たくなる。
ずっとちょっと揺らいでいる。ぐらぐらぐらぐら不安定でそれでも倒れてはくれない。いっそ、いっそ、と思ってしまうけどそれも許してはくれない。
カレンの命日と彼の誕生日
またねって言ったあとにありがとねってくれる連絡がいつも大好きで大切だった。
ブレーカーが落ちる音がして見ていたキャンドルが振り向いた気がした。角のないきり株をこうして両手で包む時間が何よりも安心する。
非常灯がついてレストランみたい!とはしゃいでいたのは計画停電前までだった。毎月麻木さんの写す空を見て不安を抱きしめる。
12月に予定を立てたからまだもう少し頑張らなくちゃ。
いつもいつもスタートラインの一歩手前に立っている。
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