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患者対応の意味

昨日に続いての、4月の入院中の話。

手前のベッドのおばあちゃん、肺炎起こしてるみたい。
「お茶飲ませてください」ってずっと繰り返してるけど、部屋担当じゃないスタッフたちは返事もせず、フル無視でオムツ交換や陰洗など業務だけして出て行く。
しまいにはおばあちゃん、「助けてください」と大声をあげるように。
そんなおばあちゃんを「静かにしてください!この病棟あなただけじゃないんです!」と注意していらっしゃるスタッフたち。
意味が分からない。

ほんとに意味が分からないので、ベッドを仕切るカーテン越しに、僕がおばあちゃんに返事。
「検査で肺の悪いところ見つかったから、しばらくは水分とらないようにって先生言ってはりましたよー」
「そうですか」
「今お茶飲んだら肺の治り悪くなるから、もう少しの辛抱ですねー」
「早う治さなあきませんな」
そこから、おばあちゃん静か。
ほらほら、あなたたちが何の対応もしないから不穏患者生んでるんですけど。
まともに仕事してみなさいよ、対人援助職。

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