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親鸞さんとイエスさん

こんばんは。さわひろ子です。
一日、こちらを離れていました。

スマホを、なくしてしまいました、、

家と会社の間を歩いただけやのに
どこ行ったのー

ということで、今日は
昨日のぶんもまとめて、ふたつ、
アップします。

ひとつめは、
ライブの合間におはなしした、
おはなし、というかなんというか、
エッセイ、みたいな、ものを。

仏ソングの貴公子に
お呼ばれをした素敵なイベントでの
おはなしです。

ちょうど、4/8は
お釈迦さまのお誕生日ですので、、

「親鸞さんとイエスさん」

母方の祖母は浄土真宗を信じ、父方の祖父は敬虔なカトリック教徒でした。教会で洗礼を受けた帰りに、お寺の縁日に出かけることもありました。


【豊穣祭】



小学校を出ると、中高一貫の女子校へ通うことになりました。古くからあるカトリックの学校で、花と庭の多い場所でした。裏庭でかくれんぼなどして、遊んだものです。

【かくれんぼ】



校門をくぐると、祠で座っているマリア様に毎朝挨拶をします。朝は皆でお祈りをして聖歌を歌います。春は満開の桜に囲まれて、マリア様も微笑んでいるように見えました。


【もう少し】



進路を考えなくてはいけない時期になりました。イエスさんが随分優しい人だったのはよく分かりました。次はどこに行きましょう。ミモザの花がそろそろ咲きます。


【mimosa】



わたしは、はからずもカトリックの学校から、京都にある浄土真宗の学校へと進むことになりました。名前を、龍の谷、と書く大学でした。

【dragon】



龍の谷と書くその学校では、講義がはじまる前に仏教讃歌のチャイムが鳴ります。四弘誓願というらしいのですが、たいへん長いチャイムで、ロビーで四弘誓願が鳴り始めてから走れば、曲の終わりには大体どの教室でも間に合うと言われていました。


【故郷】



仏教の講義を受けるうち、疑問は日増しに募りました。親鸞さんとイエスさんは、そっくりなのです。詳しくもないのにあまりここで話すことではありませんが、ふたりとも左右の道に分かれただけの、同じ人みたいに見えます。

【かぞえうた】



寺で働く友人に誘われて、大きな大仏を見に行きました。なんと120メートルあるそうで、友人の借りた軽自動車で茨城県に向かいます。どこかを目指して出かけるのは、それだけでわくわくします。「あれじゃない?」遠くに見つけた大仏さんの姿が、近づくと、信じられないほどに大きくなってゆきます。

【トロイメライ】



最近作られたもので、中身はテーマパークのようです。そういえば、牛久大仏は、浄土真宗東本願寺派のお寺です。そう、テーマパークのようでも、ここはちゃんと、お寺なのです。


【寺でした】



車を降りて大きな大仏さんへ向かうと、渋い顔をした小さな親鸞さんが出迎えてくれます。「浄土真宗の坊主って、天ぷら坊主って呼ばれてるんだって」友人は言います。「衣を外せば、ただの人」
おあとがよろしいようで。群生海へ、戻りましょうか。

【海里】

at
20190406
「ブラタケシ」
pf.伊藤詩織

裏ばなし

仏ソングの貴公子、
世古武志さんが
ツーマンライブに呼んでくださいました。
世古さんの仏ソングは
ほんとに名作ぞろいで
寺でした、も、ぜひ、
生で、お聞かせしたい、、
うまく説明できず
もどかしいのですが、
よろしければお名前で
検索なさってみてください!

何度聴いてもにやにやしてしまいます。

今日、もう昨日か、は、
お釈迦さまのお誕生日でした。
大学生のとき、
仏教讃歌をうたったりしたなあ。

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