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意思力、モチベーションに頼らない

20年以上も同じ仕事をしていると正直、やる気とかモチベーションはあまりありません。

ただ、「やる気」とか「モチベーション」と言うのは幻想みたいなもので、そんなものはなくても淡々とやるべきことをやって、ちゃんとしたクオリティを出すことはできると思っています。

とは言え、そのような状態で無理矢理、「気合」でやろうとしても疲弊するだけです。

「意思力」について、意思力を使うとどんどん減っていく説と意思力は減らない説があって、最近は、実は減らない説が有力のようです。

仮に意思力は減らないとしても無駄に意思力を使うのはやはり効率が悪いですし、長続きしないです。

意思力、モチベーションに頼らずに行動するには色々な方法がありますが、最初にやることは仕組み作りです。

ほとんど自動的に動けるような仕組みをうまく構築すると無駄な意思力を使わずに行動できますし、何となくだるいなぁ~と言った日にも何とかやることができます。

読書を例にとると、読書を机に座って1日1時間読もうとすると読書好き以外は速攻で挫折するのではと思います。この場合は、紙の本だけでなく、キンドルも用意して、目に付くところに置いておきます。嫌でなければトイレに置いておくのもいいでしょう。

また、既に習慣になっていることとセットする方法もうまくいきやすいです。

私は防水のキンドルを持っているので、お風呂で読書をしています。

お風呂は意思力を使わずにルーチンで入るので、そのタイミングを利用しているわけです。

その他、歯磨きの時に読むとか色々方法はあると思います。

ただ、これは無理に色々やると挫折しがちなので、ちょっとずつやるのがおすすめです。

新しい習慣、ルーチンを足すのは、簡単そうなちょっとしたことでも難しいものです。(そのくらい人間は新しいことを避けたがる生き物です)

焦らず自分を追い込まずにやるのがおすすめです。

ひとりで中々うまくいかない時は、仲間やコーチなどに背中を押してもらうのも手です。

一流アスリートは、個人的にトレーナーを雇っていたり、オフシーズンに合同でトレーニングしたりするのも一種の仕組みづくりと考えています。

NBAのスーパースター、レブロン・ジェームスは、フィジカルトレーニングの自分専用チームに年間数億円投資していると聞いたことがあります。このような工夫をしているからこそ、彼は長年トップの地位にい続けられるのだと思います。

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