BYE

いつでもキラキラしていたい。少なくともあさぎ色に近くありたい。
黄色でもいい。赤でもいい。
でもやっぱ青系だよなあ、と思ったり。
考えることはない。
いったん考えることをやめて、身を任せたかった。
あの子とあの子とあの子はみんなピンクだった。
ぼくはピンク色の子がすきなのかもしれない。
ピンクと青と少しのきいろでできている。
持っているえのぐもそれだけ。
ずっとそればかり繰り返している。
心地いように、同じことを。
いつのまにか、このまま進むかどうか考えるところにきていた。
答えは出ない。答えを出さぬまま進んでいくものたちもいる。
心地いい色と音とことばで。
このままでいいのか。
だとすれば「いままで」や「過去」とはなんだったのか。
くらえ!
生きていく。
もう戻れないところまできているのではないか?とっくに。
ものごごろついたころから、いや、記憶に抜けが減ってから、そんなに長い時間を過ごした気持ちはなかったが、思い出すことが増えた結果、途方もない時間を知った。ずっと今日だったのになんだよ、急に。裏切るなよ。
今日に裏切られ続けて生きている。
なにも進んでいないわけがなかった。
おそらく、もっと多感覚的な。みんなもってる。
みんなもっているもの。
アンテナの向きがみんなと違う。
とうぜん、受信する周波数も発信する周波数も違う。
いままでなんども言われてきたのに。いまさら。
なんだかんだで認めていなかったのだと、受け入れてなかったのだと、逃げてきたのだと。これからよろしくお願いします。消えろ。
これからは舵を切る必要がある。
この文章のようにはいかない。
遠くやいまをみつめるのだ。
そうしてその過程の波を楽しむ。
あるいは、
完全に、永遠に、考えることをやめて、岸につくことをやめるか。
たぶんこの二択ですらない、解は。

ばかみたいに愛おしくなっちゃって、人生が。
不慣れな人生でよくやってきたよ。
これからはわたしが舵とってあげようかな、って。
音楽きくみたいに。ノりたいね。

やりたいことやろうとおもいます。
あきらめなかったら、どうにかなるみたいな、とにかく、あきらめないって、そういうふうに考えてみようとおもう。

あきらめなかった結果、後悔も反省ももしかしたらの喜びも、ぜんぶぜんぶ世界に還元して永久機関になる。
そのためにまずおれが幸せになる。幸せになりたいし。

じぶんにあきらめろ、とか、かんがえるな、って唱え続けなくても、よくなったんだ。いつのまにかではあるけれど。
もうあんまかなしくない。

もうどうしようもないじゃん。でもそうなるにはまだいろいろ選択肢ありすぎるじゃん。ごめんなさい。
選択肢がたくさん見えてかなしい。いやうれしい。
ごちゃまぜというか、混同してしまう。


ああ、おんがくがききたい。

いいおとのやつ。


BYE、虚無。

ばい。





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