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起業メモ #23 社会保険料を納める

3月に起業した会社で、5月から役員報酬を受け取り始めたので、社会保険料を会社から納めることになりました。会社員生活が長かったので、これまで社会保険の仕組みをあまり理解していなかったのですが、これを機にいろいろ勉強してみました。

社会保険料をどうやって払うか

「新規適用届」と「被保険者資格取得届」を提出したので、今後は毎月、健康保険と厚生年金保険に対する社会保険料を納める必要があります。保険料の金額は、支給する給与等の金額に応じて決められる「標準報酬月額」に対して、健保組合が毎年定める「保険料額表」から確認できます。
協会けんぽの令和6年度保険料額表をみて分かるとおり、保険料額は都道府県毎に定められていて、実際に料率が微妙に異なります。

社会保険料は、前月分を当月に支払う仕組みのため、例えば5月から給与を支払い始めた場合は、翌月の6月から保険料を納めることになります。また、会社と個人で折半して納めるため、まずは給与から納めるべき社会保険料の半額を天引き(控除)して、その後会社の分も合わせて全額を会社から支払います。

実際の納付は振込か口座振替

会社からの納付は、年金事務所から郵送される「領収済通知書」を使って、銀行からの振込みによって行います。ペイジーにも対応しているので、ペイジーに対応しているネット銀行からも簡単に納付できます。
この領収済通知書は、初回は6月24日に手元に届きました。振込期限は7月1日なので、約1週間以内に振込を終わらせる必要があります。
この振込のやり方だと、出張などで書類の受取が遅れる可能性が高く、それによって遅れたり払いそびれるのも本意では無いので、口座振替の手続きを取りました。

口座振替の手続きには2~3ヶ月かかるようなので、まだ数ヶ月は領収済通知書→振込という手続きが必要になりそうです。

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