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起業メモ #40 切手代を仕訳する

日々の細々した支出を会計ソフトに入力していますが、レターパックを購入した際に、その仕訳が特殊なことに気づきました。

切手代の勘定科目は「貯蔵品」→「通信費」が基本

各種書類が電子申請可能となり、印鑑も省略できるようになったので、郵便物を送る機会はかなり少なくなってきたと思います。それでも、紙が原本のものを先方に届ける機会が時々あり、私はレターパックライトをよく使います。郵便局が比較的近く(徒歩2分くらい)にあるので、都度購入しても良いのですが、夜中に封入してローソンのポストに投函することも可能なので、自宅にストックを持つようにしています。
今回、レターパックをまとめで購入したため、勘定科目 を確認したところ、次のことが分かりました。

  • 購入して手元に持っている時点では「貯蔵品」として仕分ける。

  • 実際に使った際に「貯蔵品」から「通信費」に振り替える。

これはレターパックだけではなく、通常の切手でも同じです。未使用の切手等には資産価値があるので、その資産を貯蔵している状態となるようです。

どこまでを貯蔵品として取り扱う必要があるか

翻って、貯蔵品になるうるものは何かを考えると、実はかなり範囲が広いことに気づきます。文房具などの消耗品についても、原則として期末で未使用であれば貯蔵品として流動資産にする必要があるようです。

つまり、期末に棚卸しをして、未使用のものはその期の経費とせず、貯蔵品として翌期以降に使った際に経費計上できるようにしておきます。
とはいえ、筆記用具やコピー用紙などまで細かく未使用品を確認するのは相当大変そうです。実態としては、少額で重要性が低いものについては省略しても問題無いようです。期末の決算時には、経費として計上した消耗品に、どの程度の未使用品が残っているか、注意して見ていこうと思います。

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