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起業メモ #39 国税ダイレクト納付の手続きをする

法人税などの手続きについて、e-Taxで電子化がかなり進みました。税金を支払う方法もクレジットカードやインターネットバンキングで十分に省力化ができていますが、口座振替のように使える「ダイレクト納付」という方法があることを知り、その手続をしてみました。

ダイレクト納付とは

ダイレクト納付とは、e-Taxで法人税などの申告を提出後に、法人税を口座振替で納付できる仕組みです。事前に銀行口座を登録しておくと、納付時に手続きが簡単になりますが、その他の一般的な口座振替と同様に、事前に申し込んで手続きを完了しておく必要があります。

ダイレクト納付利用届出書を提出する

ダイレクト納付に使う銀行口座の登録は、税務署に届出書を提出する必要があります。国税庁のサイトに様式「国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書」があるので、そのPDFファイルをダウンロードして必要な事項を記入します。
ダイレクト納税に利用可能な金融機関はある程度限られていて、メガバンクや地銀は選択肢が豊富ですが、ネット銀行系だと2024年8月の段階ではGMOあおぞらネット銀行くらいしか対応していませんでした。

届出書に記載する内容はそれほど特殊なものはないですが、銀行届出印を押印する必要があるためか、電子申請ができず、紙での税務署への届出(今回はレターパックライトで送りました)が必要でした。
確か、社会保険料の口座振替も書面での手続きが必要でしたので、電子申請を阻害する最後の壁は、銀行印なのかもしれません。

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