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起業メモ #31 サテライトオフィスを契約する

当面は1人で仕事をする前提で株式会社を設立したため、自宅を所在地として、基本的には在宅で仕事をすることにしました。一方、客先などに出かけた際に、外出先で作業できる環境も欲しかったので、サテライトオフィスを契約しました。

どんなサテライトオフィスが必要か

コロナ禍でニーズが高まったこともあり、以前に比べてサテライトオフィスは事業者数も増えて、提供サービスのバリエーションも豊富になっています。世の中のニーズは多様だと思いますが、私がサテライトオフィスに求める要件は次の通りでした。

  • 【要件①】頻繁に行く都内の複数の駅の近くで使えること

  • 【要件②】大阪、名古屋、仙台、福岡、札幌など地方の大都市で使えること

  • 【要件③】自宅付近でも使えること

  • 【要件④】月額基本料金が安く、従量課金で使えること

  • 【要件⑤】オープンスペースではなく、個室が予約しやすいこと

ZXYを契約して使ってみる

結論から先に言うと、サテライトオフィスとしては「ZXY(ジザイ)」を契約しました。前職で使っていて使い勝手がよく分かっていたこともありますが、上述した要件に合致しているサービスが、他では見つからなかったのでした。

【要件①】頻繁に行く都内の複数の駅の近くで使えること

ZXYの拠点は、東京都内に260拠点(直営194拠点)、神奈川県内に66拠点(直営57拠点)あります(2024年7月12日時点)。これだけ拠点数が多いサテライトオフィスは珍しく、また直営拠点が多いのも魅力でした。直営拠点ではどの拠点に行ってもほぼ同じサービスが提供されるので、初めて行く場所でも安心して使えます。

【要件②】大阪、名古屋、仙台、福岡、札幌など地方の大都市で使えること

ZXYの拠点は東京、神奈川がメインですが、大阪にも14拠点あり、札幌、仙台、名古屋、京都、神戸、博多にそれぞれ1~2拠点あるので、大都市圏への出張時に利用できます。札幌、仙台、名古屋、京都、梅田で利用したことがありますが、都内で使うのと同じ要領でスマホから簡単に予約ができるので、非常に使い勝手が良いです。

【要件③】自宅付近でも使えること

自宅から徒歩圏に拠点があるサテライトオフィスは何種類かありますが、ZXYの拠点も徒歩2分くらいの所にあります。家族への来客など、自宅で仕事ができない日が年に数回ありますが、そうした際でも安心してオンライン会議の予定が入れられます。

【要件④】月額基本料金が安く、従量課金で使えること

他のサテライトオフィスでは、会員費などの名目で、利用しなくても毎月一定の料金を払うケースが多いようです。一方、ZXYの場合は初期費用や月額基本料金は不要で、完全な従量課金です。サテライトオフィスをどれくらい利用するか予測しにくい場合でも、会員になっておくハードルが低くて助かりました。

【要件⑤】オープンスペースではなく、個室が予約しやすいこと

多くのサテライトオフィスでは、コラボレーションを目的としたオープンスペースの席が多いような気がします。そうしたニーズも分かりますが、私の仕事の内容を考えると、機密性の高い情報を扱うパソコンを躊躇無く開いて作業できたり、オンライン会議で会話ができる個室の方が重要でした。
ZXYの場合、多くの拠点のほとんどのスペースが一人用個室で、21インチ程度のフルHDディスプレイが付いています。人気の拠点はそれなりに予約が埋まっていることもありますが、コロナ禍が明けてからは当日予約でも大概個室が利用可能でした。

法人でないと契約できないサテライトオフィス

ZXYも含めて、多くのサテライトオフィスでは法人契約のみで、個人事業主では契約できないものが多いようです。この辺りは各社の事業戦略やリスク対策なのだと思います。
サテライトオフィスを含めて、法人限定のサービスを利用できることも、株式会社を設立して良かったと思える利点です。

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