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77歳 #07 骨髄異形成症候群・微熱

1年かけて血小板値が上がる

1年かけて過去最高の血液検査の結果の最高値を叩き出した。

血色素(Hb) 11(下限値11)
血小板 188,000(下限値158,000)

骨髄異形成症候群はという病気は、完治することはなく進行していくものなので、薬の効き目が悪くなれば危険な状態になる可能性は十分にある。
40才以下なら骨髄移植を勧めることもあるらしいが、発症時77才だったため、その選択肢はなかった。
血液検査で血球の値がよくなって喜んだが、CEAが16.6(上限値5.0)と高数値が出ていて、肺、甲状腺、消化器ガンの疑いがあるというので他科を紹介される。
甲状腺エコーでは腫瘤があるが癌ではない、肺も今の所異常なし。
このCEAは、高数値=癌と断定できない。
本人は、もし癌が見つかっても手術はしないと言っていた。
その時がきたら私はどう接すれば良いのか、恐怖しかなかったので、とりあえず悪い結果が出なくてホッとした。

謎の発熱

メモを見返してみると、微熱を繰り返していた。
医者には「38度以下は病気じゃありません!」と言われるし、行っても解熱剤を出されるだけだった。
1度微熱が出ると37.3→37.7度くらいまで上がり、1〜2週間は続く。

救急搬送

もともと喘息があって、昔パルスオキシメーターを購入していたので、測ってみたらSpO2が88しかない。
呼吸も苦しそうだった。

着替えて、歩かせて、タクシーで病院に行けそうになかったので救急車を呼んだ。(1人で、大人を抱えるの無理です)

この時はCOVID-19が5類になる前だったので、PCR検査をされた。
幸い感染はしておらず、一通り検査して点滴をされたが緊急性はなしとのことだった。

原因は特定できなかったが、この後も微熱と吐き気が続いた。

主治医に相談すると、血色素、血小板の数値が良かったので、免疫抑制薬(シクロスポリン)の服用をしばらくやめることを許可された。
熱が出ている時に免疫を下げ続けるほうがリスクがあるからだ。

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