潔く「けり」をつけるために、時には他人の優しい目をかりる
9日目:「完璧主義」を捨てて、どんな形でもいいからおわらせて
サッと「けり」をつけられる人にあこがれます。
どんなことでも時間をかければよいものではない、ということは経験から明らかなのに、必要以上に長く手元においておきたくなる。
考えてみれば「手放せずにいる」ということは、いつまでも同じ場所にとどまり続けることです。
そうと分かっていながら、なかなか「けり」をつけられない理由は何なのでしょう。
そこには自分への大きすぎる「期待」があるのだと思います。
もっとできるはず
こんなものじゃないはず
目の前の現実に満足できない・受け入れられないと、自分の能力を過大評価して「もっとできるはず」と天井知らずの「完璧」を目指してしまう。
自分にとって「まだまだ」だと思っていることが、他の人からみると「もう十分じゃない?」ということはままあるし、その逆もまたあります。
どうしても完璧主義から逃れられない、いつまでも「けり」がつけられない!という状況におちいったら、いったん自分の厳しすぎる目から解放してあげる。
そして、こんな時ばかりは自身よりは優しいはずの第三者の目を借りて終わらせることもひとつの方法かも知れません。
いつまでも抱えて同じ場所にとどまるか、潔くけりをつけて次の新しい景色を見に行くか。
どちらを選択するか考えれば、潔く「けり」をつけることができそうです。
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