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【表紙】ヌメ革スニーカーの育成日記

こんにちは。柏のたなかです。
この記事は、スニーカーを程よく愛するサラリーマンが「ヌメ革スニーカー」を試行錯誤しながら育ててみた記録です。
革の素人が頑張ってみた備忘録として書いてますので、あたたかく見守ってお読み頂ければ幸いです。

素材は 「New Balance m991vt」

2022年10月にスニーカーサイトの掲載情報を見て「これカッコいいじゃん!!」と一目惚れて買ってみた「New Balance m991vt」。かなりの衝動買いです。値段は奥様に言えません。

そして10月中頃に991vtさんが我が家にやってきます。

早速開封!!的な感じで『開封の儀』的な画像が
あれば良かったんですが、完全に撮り忘れてしまったのはナイショです。実物は画像で見るより、はるかに高級感があり、満足感を感じます。なんだかいきなり履くのがもったいない気がしたのを覚えています。

しかもこのスニーカー、革です。
これまで履いたことのないジャンル。
仕事で履いている革靴とは、雰囲気が違います。

いろんなサイトの情報を確認すると、「HORWEEN(ホーウィン)"社製のベジタンレザーを採用」とか書いてあるけど、その凄さがイマイチわかりません(笑)。色々調べてみると、どうやら「ヌメ革」に該当するらしく、製品ページにあったように、使っていくうちに味のある風合いに育ってくようなことは理解できたのですが、肝心の「スニーカーの革を育てるって具体的に何をすればいいの??」がよくわからない・・・・・。なにせ革製品のプロでもない。

というわけで、最初の課題はせっかく良いスニーカーを買ったけども、その良さをどう活かせばいいのかがわからないw という感じでした。

革製品の特性

私も以前に革のカバンを持っていたので、何となく革製品の特徴は以下のように理解していました。

  • 水に弱い(適当な場所に置かない)

  • だから雨にも弱い(天気予報の確認大事)

  • 傷や汚れにも弱い(乱暴に扱っちゃダメ)

今思うと、スニーカーにヌメ革ってメチャメチャ相性悪いじゃんw って感じですが、買ったからには大事に履きたいし、革の特徴を活かして長くお世話になりたいわけです。で、思い出したのは、カバンのときに利用していた防水スプレー。
「とりあえず同じ革製品だし、防水スプレーでも掛けておくか」くらいの軽い感じで考えていました。ぱっと思いついた防水スプレーは定番のコロニルですね。カバンのときも使っていたし、確かに雨からカバンを守ってくれた安心のコロニル。購入者の評価も高いですね。

と、Amazonでとりあえずポチろうかなと思っていたのですが、そこはまぁネットの時代です。一応他の方が革のスニーカーをどのようにお手入れをされているのか調べてみてからでも遅くないよね?と思って、ざっくり調べてみたところ、スニーカー界隈で見たことのないキーワードが見つかります。

日光浴・・・?

スニーカーの日光浴って何だ・・・???焼き物?ツボ??かまど??? いいえ、革のスニーカーを育てるための重要なキーワードです

日光浴っていっても、海で日焼けさせるわけではありません。
※ ヌメ革は水に弱いですからね・・・

スニーカー界隈で出てきた「日光浴」とは、どうやら「革を日焼け」させる行為のことらしいです。(素焼きとも呼ばれるらしい)

ヌメ革の特徴として、最初はやや白っぽく、使い込むうちに皮脂などの油を吸い込んで徐々に色移りして飴色や飴が焦げたようななんとも言えない風合いが作られていくわけですが、使い始めはどうしても傷・汚れ・シミが付きやすい。

そこで日光浴の登場です。

ヌメ革を使い始めに日光浴させてあげることで、革を日焼けてこれらの防止ができる(防止しやすくなる、が適切かもです)、かつヌメ革自体の色馴染みを良くしてくれる効果がある、的な記事が見つかりました。

私が参考にしたサイトを以下に紹介します。

記事を見ると「日光浴は必須ではない」とのことも書いてあります。

そうか、必須ではないんだな・・・・・・
ということだったら、この育成記録を書いていないわけですが、そんなわけで、まず「日光浴とやらを試して見るか!!!」と完全にネットの記事に「日光浴」という言葉に惑わされてしまい、ココカラ「私とm991vt」の日光浴&素焼きの旅が始まるわけです。

以後に育成記録シリーズに続きます。

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