記念日と年中行事と文学者365日 ~三月十五日~
「靴の記念日」。日本靴連盟が1932(昭和7)年に制定。
1870(明治3)年のこの日、西村勝三が、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」を開設しました。
陸軍の創始者・大村益次郎の提案によるもので、輸入された軍靴が大きすぎたため、日本人の足に合う靴を作る為に開設されました。
※以下のサイトを参照しています。
梅若忌(うめわかき)
陰暦三月十五日。謡曲隅田川に作られた梅若丸の忌日という。四月十五日に東京都墨田区隅田町の木母寺(もくぼじ)で、開扉を行い、境内の梅若塚で大念仏の供養が行われたが、大戦中一時中絶した。梅若丸は吉田少将の子で、人買にかどわかされて東に下り、隅田川のほとりでいたましい死をとげたという伝説上の主人公で、愛護若(あいごのわか)などとともに、貴種流離譚の典型的なものとして人気ある人物である。
この日梅若あるいはそれと似たいわれによって行われる行事は東日本の所々にあるが、本来、三月十五日という日は、水難を恐れ、水神を祭るための日であったろうという。
【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行
1981年(昭和56)堀口大學(ほりぐちだいがく)・没 詩人。
【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』
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