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記念日と年中行事と文学者365日  ~三月六日~

 1946(昭和21)年のこの日、日本初のスポーツ新聞『日刊スポーツ』が創刊しました。
 ※以下のサイトを参照しています。


闘鶏(とうけい)
 昔、三月三日に清涼殿の南庭で鶏合(とりあわせ)が行われ、公卿が各自の鶏を出して勝負を争う行事があった。また民間でも闘鶏が行われたことは、田辺の別当湛増(たんぞう)が闘鶏神社で闘鶏を行って神慮をうかがい、源氏に加担したという史話でも知ることができる。菅江真澄の遊覧記にも、出羽の国で闘鶏を行う事実が記されてあり、現今でも愛知県の津島神社には闘鶏祭がある。
 闘鶏はもと中国で盛んに流行したもので、すでに先秦時代から行われ、ついに数千金の鶏が出現するにいたったという。唐の玄宗はその愛好者として知られる。
 わが国の闘鶏も中国からの輸入であったと思われる。初めは単なる娯楽の催しとして三月前後に日を定めず行われたもので、三月三日の恒例行事となったのは鎌倉時代以後で、『吾妻鏡』建永二年(1207)三月三日の闘鶏会の記事などが古いものである。
【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行


1948年(昭和23)菊池寛(きくちかん)・没 小説家、劇作家。

【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』


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