記念日と年中行事と文学者365日 ~一月一日~
「四方拝」。天皇が、午前5時半(昔は寅の刻)に束帯を着て神嘉殿の南座(昔は清涼殿の東庭)に出御し、皇大神宮・豊受大神宮・天神地祇・天地四方・山陵を拝し、宝祚の無窮・天下太平・万民安寧を祈る儀式。
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正月(しょうがつ)
一年の初めの月で、この月に行われる行事は、種類の上からも他に比類なく多く、心構えの上からも年間を通じて最も大切にされている、正月と盆と並んで、年に二回の魂祭の機会であったことは、古くから学者が指摘している。
東日本の各地で、大晦日に祖霊に供するためにミタマの飯とかニダマと呼ぶ飯を仏壇にそなえる風があり、西日本でも元日にいわゆる年頭墓参の行事があるのは、いずれも正月に魂祭を行う作法である。盆が仏教的行事として、その色彩を濃くすると、これと対照的に正月は神祭の意味を強め、墓参や寺年始を松の内から後に送って、神仏の区別をはっきりさせようとした。
【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行
1991年(平成3)野間宏(のまひろし)・没 小説家。
※2日の「何の日」です。
【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』