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記念日と年中行事と文学者365日  ~一月十六日~

 「藪入り」。昔、商店に奉公している人や、嫁入りした娘が、休みをもらって親元に帰ることができた日。この日と7月16日だけ実家に帰ることが許されていました。
 ※以下のサイトを参照しています。 


 かまくら
 正月(月遅れ)の十五日・十六日に行われ、秋田県横手市の名物行事として名高い。横手では子供らが道路のわきに雪を積み、それを掘って雪洞を作り、正面奥に祭壇を設けて、家から持って来た厨子(ずし)などをすえ、色紙の幣を立て、灯明をともし供物を供え、雪室の中に筵や毛布を敷き、餅を焼いて食べたり甘酒をあたためて飲む。
 もとは賽の神祭に伴う左義長行事であった。
※賽(さい)の神…邪霊の侵入を防ぐ神。行路の安全を守る神。村境などに置かれ、近世にはその形から良縁・出産・夫婦円満の神ともなった。みちのかみ。道祖神(どうそじん)。さいのかみ。塞の神。
※左義長(さぎちょう)…小正月の火祭りの行事。宮中では正月15日と18日に吉書(きっしょ)を焼く儀式。

【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行


1926年(大正15)吉野弘(よしのひろし)・生 詩人。

【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』


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