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記念日と年中行事と文学者365日  ~一月六日~

 「東京消防庁出初め式」。年の初めに東京消防庁の消防署員らが消防動作の型等を演習・披露する行事。
 1659(万治2)年正月4日に、旗本が率いる定火消(じょうびけし)が上野東照宮で一年の働きを誓ったこと由来とされています。
 ※以下のサイトを参照しています。  


六日年越(むいかとしこ)し
 正月六日を年越しの日として祝うこと。七日を年の改まる日としたのは、元日正月と十五日正月の半ばに当たる日を、祭の忌みに入る初めの日とした習慣に基づいたもので、小正月を重んじる地方では、その準備を六日または七日に行う例が今も見られる。
 七日の朝食べる七草粥は、六日の夜から翌朝にかけて叩いた。夜通し何回かに分けて行ったという所もある。昔は夕方が一日の境であるから、晩にしても翌朝にしても、七日の行事という点では同じことであるが、たいていは六日の夜叩き、七日の早朝という所の方は少ないらしい。
 徳川時代、人日(じんじつ)(正月七日)を五節供の一つに定め、これがいわゆる節供初めであったから、これに伴って前日の六日を重視する風が高まった。
【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行


1980年(昭和55) 黒田三郎(くろださぶろう)・没 詩人。
 
※8日の「何の日」です。

【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』


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