記念日と年中行事と文学者365日 ~二月十一日~
「文化勲章制定記念日」。1937(昭和11)年のこの日、文化勲章令が定められ、文化の発展に優れた業績をあげた各界の人に文化勲章が贈られることになりました。
※以下のサイトを参照しています。
紀元節(きげんせつ)
二月十一日。旧日本帝国時代には、四方拝・天長節・明治節と並んで四大節と並んで四大節として祝った祝日の一つ。昭和二十三年七月二十日法律第一七八号「国民の祝日に関する法律」によって旧来の祝祭日は抹消されたので紀元節もまた廃された。紀元節は、神武天皇即位の第一日を建国の記念日として、明治五年(1872)に制定されたものである。
二月十一日を建国の日と定めた根拠は、『日本書紀』に「辛酉の年春正月庚辰朔、天皇帝位に橿原の宮に即(つ)く」とある紀元元年正月一日を陽暦に換算したものとされている。
※四方拝(しほうはい)…1月1日に行われる宮中行事。
※天長節(てんちょうせつ)…天皇誕生の祝日。
※明治節(めいじせつ)…明治天皇の誕生日。11月3日。今、この日は国民の祝日の「文化の日」で意義を異にする。
【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行
1996年(平成8)司馬遼太郎(しばりょうたろう)・没 小説家。
【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』
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