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熱血!古典教育・国語教育〔ブログ原題〕

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2013年2月より週一回(現在は不定期)ウェブリブログにて展開しているブログの記事を、biglobeのサービス終了に伴いnoteへ移行しました。現役教員時代の古典と国語教育にかけ… もっと読む
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2022年9月の記事一覧

若い人の活動がすばらしい!(2020年7月21日)

 7月17日の読売新聞の21面に、「教員兼お笑いコンビ『オシエルズ』からメッセージ」とい…

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たかが名称、されど名称――「論理国語」「文学国語」は対立概念か――(2020年7月13…

 7月2日付けの読売新聞(夕刊)に、日本学術会議分科会の提言が記事になっていました。  …

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使えて楽しい漢和辞典(2020年7月5日)

 今回、一字一字の漢字が待つ数多くの情報を知るための漢和辞典の使い方を知って、漢字文化の…

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かぐや姫の生ひ立ち~古語にこだわって物語の構造を読む~(2020年6月21日)

 今回、『竹取物語』の冒頭部分(「かぐや姫の生ひ立ち」)をとりあげて、言葉(古語)に注目…

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手書きでノートが最強!?(2020年6月14日)

 日本国語教育学会で発刊している『月刊国語教育研究』6月号の桑原隆先生(日本国語教育学会…

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漢文入門~国語史から見る漢文訓読法~(2020年6月8日)

 以前、私が教えた生徒の中で、返り点のみで読む順番を答える問題ができなかったのに、実際の…

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語彙を増やし、語彙力を高める、そしてその重要性⑤(2020年6月1日)

 高1の定番教材の一つ「水の東西」でも有名な山崎正和氏が、4月20日付け読売新聞に寄稿された記事を興味深く読みました(「地球を読む」シリーズの「「論理国語」新設」)。その要点をまとめてみたいと思います。  前回の内容はこちらです。  発信者が「正しい言葉」によって無限定な複数の相手に向けて発信する活動、共同体を作る営み、これを言葉の本質とする中で、山崎氏は次のように論を展開しています。 (1)文部省の本意は、「実社会の役に立つ国語教育を目指す」、「簡明で実用的な文教を教

語彙を増やし、語彙力を高める、そしてその重要性④

 高1の定番教材の一つ「水の東西」でも有名な山崎正和氏が、4月20日付け読売新聞に寄稿さ…

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語彙を増やし、語彙力を高める、そしてその重要性③(2020年5月18日)

 前回の記事の続きになります。  ベネッセコーポレーションによる「現代人の語彙に関する調…

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語彙を増やし、語彙力を高める、そしてその重要性②(2020年5月10日)

 "高校生の「探究的な学習活動」への取り組みは「語彙力」の高さに影響”  ――これは、ベ…

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語彙を増やし、語彙力を高める、そしてその重要性①

 語彙を増やし、語彙力をつけることは、国語を学ぶ上ではもちろんのこと、日常生活、社会生活…

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「児のそら寝」~気づきから始める古典の学習~(2020年4月26日)

 高校一年生の定番教材の一つである「児のそら寝」ですが、かつて教えた生徒の中には「この作…

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「ひつじ書房」さんのメルマガの記事をシェアします〔「コロナ禍のもとでの大学の授業…

 言語学関係の出版物で有名な「ひつじ書房」さんのメルマガに、主に大学ですが、オンラインで…

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Youtubeでの動画配信を始めています(2022年4月12日)

 4月1日より毎日、3~4分程度の動画を配信しています。今はまだ音声だけですが、いずれは映像にしたいと希望しています。  一週間で1テーマを目標に、今はFacebookのあるグループの中でお知らせをして感想などをいただいて次を配信という感じですが、とにかく一日一本の努力とささやかな挑戦を続けています。  4月1日から7日(20200401~20200407の動画)は、古典(伝承)や名作を学び、「ことば」を豊かにすることの重要性を東日本大震災でのエピソード等を例にあげてお仕