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熱血!古典教育・国語教育〔ブログ原題〕

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2013年2月より週一回(現在は不定期)ウェブリブログにて展開しているブログの記事を、biglobeのサービス終了に伴いnoteへ移行しました。現役教員時代の古典と国語教育にかけ… もっと読む
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2022年4月の記事一覧

『一遍聖絵』―名場面ハイライト1「正しいからといって」―(2013年7月29日)

 先に、『徒然草』の第八十五段についてのミニプリントを掲載し、段落の内容を論じました。 …

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不易流行(2013年10月27日)

 金曜日の夜に静岡駅で1時間近く新幹線が止まったままだった時は少し焦りましたが、台風も去…

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『徒然草』―名言ハイライト6 第二百四十三段―(2013年9月29日)

 第二百四十三段は、『徒然草』の最終段です。八歳の兼好は父に「仏とは如何なる物にか候ふら…

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『徒然草』―名言ハイライト5 第百五十二段―(2013年9月16日)

 今回のミニプリントの右側の「名言ハイライト5」は、絵が『一遍聖絵』ではありません。なぜ…

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『徒然草』―名言ハイライト4 第六十八段―(2013年9月1日)

 第六十八段は、『徒然草』でも有名な段落で、本文を読んだことがなくても〝大根が助けに来た…

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『徒然草』―名言ハイライト3 第百五十段―(2013年8月18日)

 私は、四年前に突然思い立って以来、英会話を勉強しています。その理由と是非は置いておきま…

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『徒然草』―名言ハイライト2 第五十九段―(2013年8月5日)

 大事を思ひ立たむ人は、避(さ)りがたく、心にかからむことの本意(ほい)を遂げずしてさながら捨つべきなり。  仏道修行といふ一大事を決意する人は、棄てにくく、常に心にかかる目的を達しようなどとしないで、思ひきつてそのまま捨てなくてはならないのだ。(今泉忠義先生訳)  「さながら」とは、「そのまま」とか「すべて」「全部」「残らず」といった意味です。    私たちにはもう、まるでわけのわからないこととなってしまいましたが、仏道修行、つまりは出家するというのは、現世のあらゆる価

『徒然草』―名言ハイライト1 第八十五段―(2013年7月21日)

 狂人のまねとて大路を走らば、則ち狂人なり。悪人のまねとて人を殺さば、悪人なり。驥(き)…

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気になった記事(2013年10月13日)

 先日インターネットで気になる記事を見つけました。  「うそをつかない」「他人に親切にす…

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独学で哲学(2013年7月13日)

 先に、「評論を制する!」と題して私の経験や方法の一端をお伝えしました。  上にあげた記…

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学会・研究会参加のメリット(2013年6月9日)

 教員になって十年は、我流でひたすら授業を進めてきました。  また、就職してからはずっと…

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評論を制する!(2013年7月7日)

 以前に本ブログでも触れたとおり、発行人は古典が専攻ではありますが、評論についても古典と…

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自然に親しむ――続・古文を読むための生活感覚(2013年6月29日)

 私は、古文と同じくらい、なぜか科学にも興味があります(職場で購入している『日経サイエン…

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ビジュアル重視でも(2013年6月2日)

 ここのところ本ブログで積極的に(?)とり上げている「婆娑羅(バサラ)」ですが、『戦国BASARA』というゲームがあるので、その呼称だけは知っていたという方も多いと思います。  私はというと、用があって妹と足を運んだア○メイトにて、「長宗我部元親」のフィギュアを見て度肝を抜かれたのが『戦国BASARA』に出合った最初でした。アニメやゲームに詳しい妹に「このフィギュアって何?」と聞くと、「最近はやりの『戦国BASARA』ってゲームのキャラで、人気があるらしいよ」ということでした