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貼って作るかんたんドンぬい靴【型紙配布あり】

かわいいかわいいドンちゃんに靴を作ったら自立しないかな?と思ってつくてみたのですが見事ドンちゃん大地に立つ!(コツはいりますけれど)
というわけで型紙と作り方をシェアします。

●素人のつくったものであること
●手芸知識は中学生家庭科レベル
●図工が好きだからそのレベルでものを作っている

そんな人間の作った代物ですがOKでしたらどうぞ!

まずは型紙から

こちらの型紙をDLLしてA4用紙に拡大縮小せずプリントしておきます。

【材料】

●合皮2枚(靴底に黒、アッパーにキャメルを使用)100均で十分です。そこと一緒でよければ1枚でOK
●ハードフェルト…中敷に。合皮でも問題ないです。
ロウ引き糸(ワックスコード)0.5〜1mmの太さ(Amazonリンク)
●スエード調コード…ダイソーで買いました。色んな色があります。なければ1〜2mm厚程度の合皮やフェルトを3mm幅の紐にして代用してください。
●多目的ボンド(速乾がおすすめ)

【道具】※少し特殊です

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●レザー用針…カーブしている針がおすすめ
●断ち切りハサミ・紙用のハサミ・デザインナイフ
●仮留め両面テープ

●革ポンチ1mm
これがちょっと特殊です。レザーなどものに穴をあける道具です。

私はスクリューポンチという刃を付け替えるものを持っていますが、本体だけで3000円ちょっとします。
Amazonのリンクをこちらに一応貼っておきます。
この道具は品質がいいほうがストレスがないので、もし買うなら日本メーカーの野中製作所さんのがおすすめです。

革ポンチだと数百円からあるのですが、ハンマーで叩いて穴を開けるのでうるさいのと、なれないと穴がずれやすいのがデメリットです。
一応どんなものかAmazonのリンクをこちらに貼っておきます。

1mmの穴が開けられれば問題ないので、千枚通しなど使っても大丈夫ですが、仕上がりはポンチが断然きれいです。

STEP1 型紙に合わせて合皮・フェルトをカットする

型紙を切ったら仮留め両面テープで素材裏地に貼り、合わせて合皮とフェルトを裁断する。

STEP2 ポンチで靴紐を通す穴を4箇所あける

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STEP3 中敷きとつま先(べろ)を張り合わせる

中敷きの側面にボンドを付けて張り合わせます。中敷きは〜2mmくらい厚みがあったほうがやりやすいと思うので、中敷きを2枚重ねて張り合わせ、高さを出すのもおすすめです。

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STEP4 中敷きとかかとを張り合わせ、アウトソールを取り付ける

踵側も同じように中敷のと張り合わせたら、適当なサイズに切った靴底にしたい合皮としっかり張り合わせます。

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STEP5 ここで靴紐を通します

ここでロウ引き糸を針を使って靴紐の穴に通します。

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軽く結びます。ボンドが乾くまでに形を整えるためです。このまましっかり接着されるのを待ちます。

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STEP6 アウトソールの余分なところを切り落とし、スエードコードを巻きつける

アウトソールは靴の形に合わせて切り落とします。ぐるっとスエードコードを貼って、乾かしましょう。

スエードコードは推しカラーにするとかわいいですよ!

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STEP7 靴紐を結んで糸の端を処理する

靴紐を結ぶときは、ぬいの足を入れてから結びます。解けにくいよう、イアンノットで結ぶといいですよ。

余分な紐をカットしたら、糸端はライターで炙って処理します。ロウ引きの糸はこうすることで糸が端から解けてくることがありません。

結び目もさらにボンドで固めると解けてこないのでおすすめです。

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完了!ドンたまくんの靴は試作1号でベロが短いのでちょっと不安定ですが、形としてはとってもすっきりしていいです。
アレンジする時はこの辺をいじってみてもいいかもしれません。

ミニチュアの靴は少しの差でサイズ感が変わってくるので、素材にする合皮やレザーの厚みに気をつけられてくださいね。
100均の端切れの合皮で数足作ることができるのでぜひ試してみて下さい。


最後に、アイナナコンテンツ利用ガイドラインに則り、服は個人の二次創作であることを明記しておきます。

こちらの型紙を使った靴を販売するのは絶対にやめてください。
型紙の改変・改変後の配布・改変後に作った靴の配布はご自由にどうぞ!