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【4/15 活動報告】

みなさまへ 

まず始めに、4/6にスタートしました「#SaveTheCinema ミニシアターを救え!」プロジェクトへご協力いただき、またご関心を寄せてくださり、心より感謝を申し上げます。

2020年4月15日(水)午後、SAVE the CINEMA の有志が、9日間で集まった《66,828筆》の署名と共に、ミニシアターへの適切な支援を求める要望書を関係省庁へ提出してまいりました。

【要望書提出】

第1グループは<内閣府・経済産業省>

メンバーは 佐伯俊道 北條誠人 小林恒行 上村奈帆 青木基晃 中津留章仁 馬奈木厳太郎

第2グループは<厚生労働省・文化庁>

メンバーは 諏訪敦彦 井上淳一 白石和彌 岩崎ゆう子 西原孝至 深田晃司 大曲智子

そして、第1グループには

逢坂誠二(立憲民主党) 福島みずほ(社民党) 山添拓(日本共産党)

第2グループには

打越さく良(立憲民主党)、畑野君江(日本共産党)、吉良よし子(日本共産党)

の議員のみなさまも、私たちの思いに賛同くださり、提出時にご同行いただきました。

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みなさまの署名と共に、内閣府・経産省・厚労省・文化庁へ届けた私たちの声は以下の4点です。

①今回の要請の趣旨

②全国のミニシアターの窮状

③実際の撮影現場からの声

④文化芸術の拠点として、多様な映画文化を支えるミニシアターの公共性


①、私たち SAVE the CINEMAが何者であるか、そして要望書にある2点を可及的速やかに検討、実行に移していただきたいことを要請

②、コミュニティシネマセンターや有志メンバーが全国の劇場にヒアリングをした緊急アンケートを元に、いまの困難な状況を財政上のデータとして提出

③、現在ほとんどの撮影行為がストップしている現状を踏まえ、緊急事態宣言が収束後も平時のような労働環境に戻るまでには相当な時間を要する事(俳優部、現場スタッフ、配給宣伝、デザイナー、そして劇場に至るまで「映画」には多くの分野が関連していることも踏まえ)

④、文化芸術は、不要不急の娯楽ではなく、生きるために必要であるということ。ミニシアターは、地域に多様な文化体験と創造性を育むインフラであり、一度失われてしまうと簡単には取り戻すことができない大きな損失となること

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以上、ミニシアターが置かれている現在の危機的な状況を現場の声とともに伝え、文化芸術の拠点として公的な支援がなされるべきであることを強く訴えてまいりました。

関係省庁にミニシアターや映画界からの直接の声が伝えられたのはおそらく初めてだったのではないかと想像します。各担当者は真剣に耳を傾けてくださり、いまこの喫緊の課題、現状を知っていただけたのではないかと思います。しかし、具体的な施作としては、いま国から既に示されている持続化給付金やその他の支援の枠組み、それ以上についての回答はありませんでした。

その上で、間も無く審議入りする今回の補正予算に助成を組み込んでいただきたいこと、そしてそれが仮に叶わない場合も第2、第3の追加補正を速やかに実行に移していただくことを、隣席頂いた国会議員のみなさまと強く訴えました。

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私たちは、まず第一歩を踏み出し始めましたが、入り口にしかすぎません。これからも、国へ、関係省庁へ、そして与野党の国会議員へ声を上げ続けていかなければなりません。その思いを、一層強くしているところです。

今後、具体的には

・署名活動を継続し、この私たちの活動をより可視化していくこと(本日、署名は7万人を突破しました)

・現在の補償の枠組み以上のことを、政策提言も含め、4月5月と引き続き訴えていくこと

・コロナ禍収束後の、映画館と観客をつなぐ新しいムーブメントづくり

それ以外にも、多くの方々のご協力・アイディアをいただきながら、歩みを進めていきたいと思っております。

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【記者会見】

要望書提出後の夕方、Zoom上での報告記者会見を行いました。各社のみなさまが記事にしてくださいました。心より感謝いたします。

【国会議員との意見交換】

その後、立憲民主党の枝野幸男代表、福山哲郎幹事長が私たちの声を聞きたいと言ってくださり、Zoom上で意見交換を行いました。

枝野代表からは「ミニシアターの役割を考えれば、省庁間の狭間に落とすことなく、現在検討されている支援策への追加策を検討しなければならない。映画文化を守るにはミニシアターを守っていかなければならない」、福山幹事長からは「休業と補償をセットで、やはり進めていかなければならない」など、引き続き取り組んでいく旨の言葉を頂きました。

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枝野代表は、文化芸術振興議員連盟の副会長でもあり、この問題に強く関心を持っておられました。引き続き丁寧に交流を重ねながら、国会議員のみなさまへの働きかけを行なっていきたいと思います。

【クラウドファンディング】

そして夜、とても嬉しいニュースが飛び込んできました。

私たちの提携団体「ミニシアター・エイド基金」さんのクラウドファンディングが、開始から3日目にして目標の1億円を突破いたしました。

1億円達成

多くの映画を愛するみなさまの思いが集まった結果だと感激しております。#ミニシアターエイド さんの短期的な緊急支援としてのクラウドファンディング、私たちの長期的な国からの助成を求める政策提言を両軸とし、引き続き連携をしていければと思います。

募集は残りひと月あまり残されています。今一度のご支援、情報の拡散をいただければ幸甚です。


以上、4月15日の活動のご報告でした。

まだまだこのアクションは始まったばかりです。多くのご意見を取り入れながら、今後も映画の未来のために、動いていければと思います。


SAVE the CINEMA 有志一同

#SaveTheCinema

*一部画像を、立憲民主党・日本共産党のTwitterよりお借りしました。


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