デジタルファーストキャンプに入った話その5


量がふえた

鬼のようにアカウントをつくる

デジタルファーストキャンプ(以下D1C)に入って、2か月経ちました。
その間、様々なデジタルサービスのアカウントを作りまくりました。
もう、一週間に10個とか作る。
D1C以前は、自分の情報のカケラをどこに登録したのか管理するために、できるだけアカウントを作りたくなかった。
でも今は「無料でこんだけやらせてくれるのに、やらない理由が見つからない」。
今では「Google連携のアカウント作ればいいじゃん」などとナマイキ言うようになりました。
大量に登録するという経験を通して、捨てアカというものの正しい活用方法を理解した感じです。

見る、意見を聞く

第3タームの中で、Webサイトのデザインをするという課題がありました。
作品のターゲットや方向性を表すマトリクス表を作り、それに基づいてWebサイトをデザインします。
それまでは同期の皆さんが、何を・どこを目指して作品制作したのか、文脈がわからないまま制作物だけ見えていたので、ただ眺めていました。
でもマトリクスを添えた提出物は作品の目的や方向性がわかったので、「こういうイメージをこの色にしたのか」「このフォントはどうなの?」などと様々考えながら見ることができました。
「視点を持った上で見る」ことは、とても身になると実感します。
また恥ずかしがらずに評価をお願いしたことで、様々な意見をもらい、自分が気づいていないことも教えてもらえました。

他者と学び合うとは、こういうことだなと改めて実感しました。
「高級感」をどう表現するか、自分と異なる完成が、作品が、勉強になる。
自分と異なる感性の人の意見を聞くことで、自分が気づかなかったことが勉強できる。
こういう学びのスタイルが当たり前になって量が増えると、自然に学ぶことの質も上がると思いました。

「量を重視」「質を重視」どの時期か

自分にとって新しいことを「当たり前のこと」にするには、量が必要で、量をこなして「当たり前」になると、質が自然に上がる。
ということを実感しています。
未知のことに飛び込んでとにかくチャレンジしている時期は、質のことなんか気にしなくてもいい、正直質まで気が回らなかった。
でも徐々にそのツールに慣れたり、感覚がわかってくると、質を考えたり工夫する余地が出てくる。
今は量を増やす時期なのか、質まで視野に入れられるようになったのか、自分の立ち位置に合わせて、自分の目標を立てればいいんだなぁと思うようになりました。

人生ちょっと変わったかも?

マトリクスに基づいてWebサイトを作るという課題で、行きつけの焼酎専門バーのWebサイトをデザインしました。
最初は「課題だから」というテイで相談したり、写真を撮らせてもらったりしましたが、そのままWebサイトを作らせてもらうことに。
やった~。
結果、お店の広報部長に任命されました。
お金は、いつか儲かったらくれるそうです。
Webサイト改良しながら待とう。

実際に使えるものを自分が作れるようになったことが、とても嬉しいです。
2か月前は、HTMLとCSSを時間かけてゴリゴリ書く方法しか知らなかったのにね。
これから決算機能を追加するかもしれないけど、すでにD1Cの課題でやっているので問題なし。
ロゴ作りとか、会員制ページ作りとか、まぁ大丈夫でしょうと思える。
自分の限界を越えそうなら、プロに依頼することだってできる。
2か月前は、何もわからなくてひたすら不安だったけど、変わった。

思い切って飛び込んでみて、よかった。

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