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Fujisawa SSTのSDGs

2014年に、神奈川県藤沢市にあったパナソニック工場跡地を活用して「100年続くまち」の実現を目標に「Fujisawa サステナブル・スマートタウン」が街開きから7年を迎えています。

2018年までに順次、戸建計画600区画を販売完了し計画を完成させており、続いて現在も街に集合住宅の追加が計画されています。

この藤沢サステナブル・スマートタウン(以下、FSST)のプロジェクトは、パナソニックが代表幹事として主導する「Fujisawa SST協議会」に集った様々な幹事企業および、アドバイザリとして基礎自治体である藤沢市も協力し推進されています。

具体的な街づくりの方向性は、第一にスマートタウンとしてエネルギーへの取り組みがあります。再生可能エネルギーである太陽光発電を全戸に取り入れて、さらに75%の家に家庭用燃料電池が導入されています。

そしてそれらのエネルギーの供給状況と利用状況を細かく把握できる様になっており、節電等を含めた対策が取れる様になっています。

次に、移動(モビリティ)では電気自動車(EV)用の充電設備が全戸で取り入れられています。また、入居者専用のカーシェアやレンタカーの配車サービスもあります。さらに、fSST内でのシェアサイクルサービスも提供されています。

セキュリティに関しては、「バーチャル ゲーティッド タウン」というコンセプトで街の出入り口を制限し仮想のゲート(集中的なカメラ監視)を行なっています。また、街の主要な部分に見守りカメラ・照明・警備員による巡回を行なっています。

コミュニティについては、街の住民・周辺住民・街に関わる企業の社員・自治体の職員が様々な形で交流することを目的としたFSSTスクエア(コミュニティセンター)を備えています。
このスクエアで「街の情報発信」「街の新たなサービス開発」「街の自治」が行われています。

最後にウェルネスに関しては、藤沢スマートタウンクリニック・薬局・サービス付き高齢者住宅・特別養護老人ホーム・訪問介護サービス等がFSST内に揃っており街の中で必要なウェルネスサービスを受けることができます。

他にも色々な取り組みがされているFSSTですが、世界でも先進的なプロジェクトとしてコロナ前には多くの視察者が世界から訪れていた様です。また、国内でもFSSTに続くSSTが動き出しています。

一度どんな街なのか見に行ってみたいと思います。住人の皆さんがSDGsの目指す平和と豊かさの中で生活されてると良いなと思います。StaySDGs!!
#sdgs  #FujisawaSST #Panasonic #スマートタウン

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