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新しい照明|月15万円の自炊日記#155

2023年12月9日(土)~17日(日)。
新しい照明とカーテンが納品された。
今の家はモデルルームだった部屋をそのまま購入したため、建具とそれに調和するシーリングライトが最初から設置されていたが、全然気に入ってなかった。にもかかわらず、そのうち変えればいいかと放置し10年経ってしまった。
長すぎた。

照明の設置

こういうとき夫は全く頼りにならないので、私は一人で受け取り、一人で設置すると決めていた。
元の照明が結構複雑な取り付けだったので、撤去するのに苦戦。脚立にのぼり、天井を仰ぎながらする作業で首が死んだ。

新しい照明は、迷いに迷った結果、こちらの2点を購入。

うちのリビングには部屋の端と端に照明がある。どう考えても設計ミスだと思われるが、どちら側にもダイニングテーブルは置けないので、アーム型のシーリングライトで部屋全体を明るくし、ペンダントライトは、これまた最近仲間入りしたガラスのキャビネットのスポットライトとして位置付けた。

実際はもっとオレンジ寄りの明かり。存在感大。
食器棚と相性良し。不定形なガラスがめっちゃ可愛い。

なお、カーテンは夏に買い替えたのだが、冬用にワッフル生地に再度変更。ちょっと子どもっぽいかなとも思うけど、合格点。

触り心地も良い。

こんな感じで都会の小さなマンションの小さなリビングをちまちま改修しており、イブの日には集大成となるTVボードとキャビネットも届く。
去年の冬までは、夫の私物でとっ散らかったリビングだったが、少しずつ改善し、お気に入りの空間に変身してきた。
やっぱり、自分の空間は自分の好きなものだけで埋め尽くさないと。

照明を取り換えていてつくづく実感したのだが、壁紙が汚れている。こいつも取り換えてしまいたいが、さすがに自分でやる勇気はないので、気にはなるけど、あと数年は我慢。
ホントはTVを置く側の壁はくすんだブルーとかにしたいなぁ。

この日の夕食、カプレーゼ。
ワイン美味い。

今週の夕食

土曜日の大工仕事で首をはじめとする体の各部位が悲鳴をあげ、1週間疲れが抜けなかった。
料理にもより一層身が入らず、主に焼くだけ、切るだけ、買ってくるだけの夕食となった。

カブのパスタ。普通に美味い。
これもカブ。切っただけ。
久しぶりにたじまの鮨。

オーブンが壊れる

週半ば、つい1カ月まえに買い替えたばかりのオーブンが故障した。
うちのは、扉を開け閉めすると液晶が表示されるタイプなのだが、何も表示されない。うんともすんとも言わない。
オーブン機能はまだしも、レンジが使えないなんて過酷すぎる……。

幸いAmazonではなく、家電量販店で購入してたので、会員サイトからすんなりメーカーのサポートにつないでくれた。
なんとか年内の予約を抑えることができたが、レンジでチンてきない生活が2週間も続くなんて、長すぎる。

オーブンで焼いた鶏。切り身を開いているが、厚さを均等にするのは難しいな。

出発前のメンテナンス

ストレッチとエプソムソルトのお風呂でどうにかこうにか痺れる首と肩をほぐし、再び迎えた土曜日。
翌日から親族の今後について話し合うため、遠方に数日滞在することが決まっている。
長距離の移動、延々と続くお年寄りの話、埃っぽい一軒家での生活を考えると正直気が萎える……。
せめて体は柔らかくしてから、はやぶさに乗り込もうと考え、久々にマッサージを予約した。
気休めとわかっていても、誰かに丁寧にケアしてもらい、これから始まる戦闘への備えになった気がする。

でもなぁ、やっぱり憂鬱。
田舎の閉塞感のなかで、時系列がふっとんだ話を無限ループで聞かされると脳が溶けていく。

マッサージの後、少しでも自分を鼓舞するために、ABCマートでコンバースを新調した。汚れるけどあえて、白のローカットで。
それからユニクロで下着やカットソーも購入。
私は負けない!

新幹線移動中の楽しみ

日曜日の朝。
明日からは在宅勤務扱いにしてもらったので、着替え+仕事道具を担いで、東京駅に向かう。

死ぬほど重い。

すでに肩は抜けそうだが、東京駅でお世話になっている方、というかご迷惑をかけている方への手土産も追加。
腕は2本しかないのに、ムリや。

新幹線に乗り込む前にすでに限界レベルであったが、乗り込んでしまえば、あとの3時間は自由時間。
仕事のメールを1本送って、あとは配信の始まった『ザ・クラウン』ファイナル・シーズンの後半戦を観ながらスマホをダラダラいじって、メルヘンのサンドイッチをパクついていた。

ファイナル・シーズン前半でダイアナは亡くなってしまい、主に息子さんたちの青春と皇太子の再婚話に主眼が置かれるのだが、はっきりいって物足りない。

ウィリアムとキャサリンのキャンパスでのロマンスやバカ騒ぎは中途半端で平凡だし、ハリーもグレるならもっと徹底的にグレてほしいのだが、マリファナに手を出す程度ですぐに更生してしまった。
チャールズとカミラの熟年カップルの純愛に関しては、「あ、そう」としか言いようがない。
エリザベス女王の伝統と威厳、ダイアナ妃の華と悲劇性、これが欠落したドラマはだらだら続く朝ドラと同じだ。

と、散々悪態をついているが、しっかり最後まで鑑賞した。
総論から言うと、『ザ・クラウン』めっちゃ面白かった。英国王室について勉強したくなったし、もう一度シーズン1から見直すかも。

そうこうしている間に新幹線は目的地に到着し、ローカル線に乗り換える。
間隔が7分しかないので、両手に荷物を抱えたまま、小走りする。キャンバス地のコンバースにしておいてよかった。

自宅を出てから半日。やっと親族宅に到着した。
これからの数日間は責任を全うするための滞在だ。
私は責任感は強くない。でも、もう出口はふさがれた。
超高齢化社会の問題に直面している人たちを相手に、私はどうしたらいいのか。
ずっと悩んでいたけど、情やあいまいさは少し遠くに置いて、ベストはないけどベターな結論に着地できたらいいなと考えている。
こんなときはある程度ビジネスライクに接した方がごちゃごちゃしてる課題が整理できそう。

ていっても、やっぱり気が重い。

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