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あこがれの『木村硝子店』訪問|食費月15万円の自炊日記~贅沢せず、かといって節約もせず~#63
2023年2月23日(祝)。
行動範囲の狭い私は、だいたいこれらのどこかにいる。
自宅、会社、伊勢丹、ジム、コンビニ、ネイルサロン。
東京出身なのに、知らない駅で降りるのに若干恐怖心があり、あんなに親切なGoogleMapが教えてくれるのに道に迷う。
でも、今日は違う。
気圧の影響に直撃されることなく、晴天に背中を押され、私は軽快に歩き出した。
薄はりのグラスで飲むうまさ
行先は『木村硝子店』。
私は毎日、木村硝子の薄はりのグラスでビールを飲んでいる。
最初の出会いはIDÉE。
偶然見つけ、2個即購入。
そのあと、形やサイズ違いをいくつか購入したが、1つ増えれば1つ減る(割る)具合で、コレクターには程遠い。
一番お気に入りだった『バンビ』は去年割れた。
酒好きの人ならわかってもらえるかもしれないが、薄はりのグラスとそうでないグラスとでは、ビールもワインも口当たりが違う。
しかし、薄はりはほんとに薄っいので、シンクでスポンジをねじ込んだ時バキッとなるし、すぐにペーパータオルで水気をふきとらないとガラスがくすむ。
飲酒には最高のパフォーマンスを発揮するけど、メンテナンスにも手がかかる。
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いつもはIDÉEで買い物を済ませるが、木金土のみ湯島の『木村硝子店』が営業しているそうなので、私にとっては、はるばる(東京の西から東へ)遠征した。
木村硝子店。
一歩入ると、そこは夢の世界だった。
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写真に映りこまないようにしたが、店の中には多数のお客さま。
女性二人連れが多かったけど、同じ趣味の女子同士、ああでもない、こうでもないと言いながら選んでいて楽しそうだった。
私は一人でも最高に楽しかったけど。
なお、バンビちゃんは少しお高いし、どうせまた割るだろうと思い、予定を変更し以下の方針に基づき商品を厳選した。
①デイリー用とスペシャル用で分ける
②ウィスキーグラスはケチらない
③台所で立ち飲みする用のグラスは数種類用意する
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『ゲキカラドウ』に影響され
合計10脚のグラスはいい重さだったが、気分サイコー。
調子に乗ると身体もメンタルもダメージ食らうので、自分をクールダウンさせるために、下調べしておいた担々麺のお店まで歩いた。
先日、ものぐさゆえ果たせなかった夢をかなえた。
『ゲキカラドウ』への憧憬はこちら。
清潔感のある店構え。初めてでも躊躇なく入店できた。
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プロの作る担々麺。めっちゃうまかった。
私は食事で汗かいたり、鼻水出すのが恥ずかしい。
でも。
辛かったけど、これなら脇汗かいても、鼻かんでもいいと思うぐらいのおいしさだった。
来月も木村硝子店に行って、帰りにここに寄ろうと思う。
今日のミッション、コンプリートした!
家に着いたのは15時。
まだまだ時間はあるが、お腹もすいてないし、気持ちもいっぱいなので、グラスを洗って拭いて棚にしまい、ほとんど何も食べず、飲まずにさくっと寝た。
明日は仕事の日だ。
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