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夢から覚めた後の普通の食事|月15万円の自炊日記#109

2023年6月16日(金)~22日(木)。
金沢・山代温泉の旅行が終わり、日常に戻った。
休みはまだ残っていたので、もう1か所ひとりで旅行に行こうと考えていたが、チケットが結構高いのでやめといた。

金沢のお土産

福光屋ひがしや、金沢駅で買ったお土産をちびちび食べている。
つまみながら、私はいつも考えている。
「もういちど、べにや無何有に泊まりたい。1週間ぐらい泊まりたい。できることなら1か月泊まりたい」と。

ますのすし源のうま煮
九谷焼にのせる。
ほたるいかも九谷焼にのせる。

福光屋の珍味。

ほたるいかもある。
干しえびも九谷焼にのせる。

福光屋のなら漬け。

酒が強いのでお子さまは食べてはいけないらしい。
たしかに、めっちゃ酒(麹)の味がする。日本酒のむしかない。

福光屋ひがし限定のお酒。

ピンクでかわいい。

これも福光屋。

こっちを先に飲んだ方がよかったな。
「皆造」でかいぞう。

石川の食材

縁もゆかりもなかった土地だけど、一度訪れると日常でも意識するようになり、スーパーの食材で「金沢」「石川」の表示を見つけると、いつのまにか手に取っている。

そういえば、これも金沢駅で売ってたかな?
立派ななめこ。

私は歴史に疎い。地理も疎い。
東京出身で、親の事情で都内・横浜を転々としてきたため、故郷的な場所がなく、中高時代を過ごした横浜に対してもひとかけらの情もない。
だから、初対面で必ず出身地を聞いたり、酒の席でお国自慢をする人の気持ちが理解できない。
それより、今どこに住んでいるのか? 自分で選んだ居場所、そっちの方が、その人のアイデンティティを想像するのに役に立つ気がしていた。

同じ都内でも、小田急線、東横線や田園都市線、中央線、京王線……その人がどの沿線に住まいを選んでいるか、個性が分かれるのでとても興味深い。

でも、しばらくは私の中で北陸贔屓が続くので、目に留まったら買い物かごに入れてしまうと思う。
九谷焼ももっと集めたい。

新宿御苑

休みの最後の日は新宿に行った。

サングラスを新調したかったのだが、伊勢丹には3万円オーバーのブランドしかなく、財政危機にある私は何も買わずに店を出た。

仕方ないから、Amazonで手ごろなの買おうかな。

とぼとぼ新宿御苑まで歩く。

新宿ってきれいな街だよね。
新宿御苑付近のお店や住宅は文化レベルが高い。
眩しい……。やっぱりサングラス必要。

流れで、久しぶりに『カフェ ラ・ボエム』に入った。

若いころは、銀座や表参道の店舗で当時のカレシやら友だちやらと食事した気がする。
オーダーしたアラビアータはおいしかったけど、お店の内装や客層、若い店員さんのテンションが今の私にはしっくりこなくて、さくっと食べて退店した。
『あるでん亭』のような、食券形式で、ラーメン屋さん的にパスタを食らい、さっさと出ていく方が、私のパスタ欲を満たしてくれることがよく分かった。

出勤後の食事

週が明け、すっかり日常に戻った食生活。
とりあえず、ぬか床は続いているので、漬物、白米、お味噌汁を夕食にしている。
おかずは食べたかったら、各自買ってくることにした。

サラダはつくった。新玉ねぎとみょうがとプチトマトだけでおいしい。
我ながら小松菜のゆで加減が最高レベルだった。
豚汁はつくった。

「買ってくる」といいつつも、何かしらは自炊している。
もう習慣化しているし、胃腸も強くないから、毎日、総菜とか外食とかはムリだろう。
とにかく自分でなんか作って食べて寝てないと調子悪くなるから、やんないとダメらしい。

世間が言うコスパとかタイパとか、他人の基準通りに生きられるはずない。

ところで、ひとり暮らしで全く料理できない人(特におじさん)は、健康な食生活を維持できているのだろうか。

私にはどうでもいいことだが。

幸せホルモンは脳ではなく、お腹から出るらしい。


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