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ポケットモンスターバイオレットの感想


ポケットモンスターバイオレットはミライドンと旅をするゲームだった。


ケガをしているミライドンを主人公が助けたことをきっかけに、ミライドンをバイクのように乗り回して、ポケモンの世界を冒険する。


ミライドンはパッケージにも描かれている伝説のポケモンなのだけど、物語の序盤ではたたかうことを怖がっているので、ポケモンバトルに出すことはできない。


それでも主人公が歩くよりもミライドンに乗るほうが移動速度が速いから、どこへでも行けるオープンワールドをミライドンと探検する。


ミライドンは物語を進めていくとできることが増えていって、海を泳いだり空を飛べるようになる。行ける場所がどんどん増えていく。


ミライドンに乗りながらさまざまな問題を解決していくと、最後のステージに行くことができて、ミライドンがどのようにして生まれたのかを知ることができる。


最後のステージに足を踏み入れる頃には、それなりに遊んだ時間も長くなっていたから、ミライドンと冒険をしたという感覚が自然と生まれていた。


最後の最後のラストバトルで主人公がピンチに陥る展開になる。
手持ちのポケモンが使えないままで、最後のボスとたたかわなくてはいけない状況になってしまう。


ポケモンバトルでいつも使っているコマンドが反応しなくなり、どうしたものかとポケモンを一体ずつ確認したり、持っているアイテムが使えるかどうか試していると、一つだけ押せるコマンドが増えていることに気づく。


ミライドンだ。


ポケモンを選択する画面で、普段は選べないミライドンを選ぶと、ついにポケモンバトルにミライドンが出てくる。


ミライドンが主人公にアイコンタクトをして、たたかえるということを伝えてくれる。


これが映画だったら、ずっと一緒にいた相棒がピンチになって助けてくれるなんてストーリーはベタ中のベタで、たぶん誰でも予想できる。


だけどこれはゲームなので、ミライドンと冒険したことがただの物語じゃなくて、自分が実際に体験した時間になっていた。


だからミライドンがポケモンバトルに出たとき、本当に嬉しかったし、これが冒険の終わりなんだと気がついた。


ゲームって面白いね。


ポケモンモンスターバイオレットはすごく楽しいゲームだった。


次回作もまたやります。

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